愛の不時着を観て
愛の不時着 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
を自粛期間に観たのが韓流への第一歩でした。
日本のワイドショーでも何回も取り上げられ、多くの人がその名前を知って、
感動、感激、ワァワァと言っているので、そんなに言うなら「私も」ということで観始めました。
最初は美男美女のヒーローとヒロインに惹かれて、顔を観ているだけで幸せになりました。
次は登場人物、とくに北朝鮮の市井の人々の逞しさに惹きつけられたことと、北朝鮮という未知の国への関心が深まりました。
最後は「愛する、信じる」という本質的なテーマに魅了されました。
とくに私にとって印象深いのは、「38度線」の意味です。
北朝鮮、韓国という両国にとって「その線」はただの線ではなく、
政治的にも、文化的にも、そして精神的にも大きく立ちはだかっていることを感じました。
日本人の私には知ることができない大きな壁なのだと、改めて知りました。
今、まだ両国は政治的にデリケートな立場にいるのですが、
一個人としては、なんとか両国の人々が「いったりきたり」の交流を普段に行うことができるような、そんな時代が早く来ないかと願うものです。