ペトロパヴロフスク要塞に
サンクトペテルブルク発祥の地と言われるペトロバヴロフスク要塞に行ってきました。
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18世紀に発生した大北方戦争の過程で、スウェーデンから土地を防衛するために築かれた。河口付近のザーヤチ島を高い壁で取り囲むように構築された。
スウェーデンの脅威が低下した19世紀には、政治犯収容所としても利用され、一時はバクーニンやネチャーエフ、ドストエフスキー、レーニンらも収容された[1]。ロシア革命後には失脚したロシア帝国議会議員や、臨時政府の閣僚らも収容された(一部は脱走に成功したが、残った人々は獄死・処刑された)。
要塞の中央に、首座使徒ペトル・パウェル大聖堂(ペトロパヴロフスキー大聖堂)があり、ピョートル大帝以降の皇帝が葬られている。
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要塞とあって、なかなか重い歴史を感じさます。
要塞は上空から見ると六角形になっているそうです。ウサギ島と言われていて、島の中にはウサギの像があちこちあります。
昨日まで王宮の金ピカの装飾を見ていたので、この赤いれんが作りの建物を見たときは、「あらら、サンクトペテルブルクにもこんな建物があるのだ」とビックリ。
しかし、歴史的にはこの地が発祥の地ということで、ナルホド!と納得しました。
その昔、ここにドストエフスキーやレーニンや、その他多くの人たちが収容されていたのですね。
建物の一部は今は人形館なのでしょうか?
入り口に立っているのは蝋人形です。
大聖堂には皇帝一家が永眠しているそうです。
塔の上には天使の十字架があって、街を見守っているそうです。
要塞にそって歩いているとピョートル小屋博物館があります。ピョートル大帝が
要塞建設のために住んでいた小屋だそうです。
さらに歩いて行くとペトログラード川に、ロシア革命の口火を切ったとされる巡洋艦オーロラが停泊しています。日本海海戦にも参加した巡洋艦です。
3本の煙突が印象的です。
今は内部は見学できるそうです。
島の方から向こう岸を撮りました。
雲が重く垂れ込めていて、雰囲気があります。