プライム落語第3回に行ってきました
昨日の日曜日(3月5日)、プライム落語の行ってきました。
昨日は柳家権太楼、桂雀々、柳亭市馬の3人の師匠が出演しました。私は雀々師匠が大好きなのです。実は1月にも「ギロッポン寄席」があって、そこでも白鮭さんと、一之助さんと雀々さんの落語を聴いたのですが、あの折の感想は忙しくて書けなかったので、後からまた時間を見つけて書きたいです。
さて、
そんなわけで朝からワクワク。
お昼の口座なので、午前のうちから家を出て、お昼は途中で食べて有楽町に着いたのは12時半。まだ会場まで時間があるのでぶらぶらしていたら東京国際フォーラムで江戸骨董市をしていました。
「へぇ、、骨董市なんて初めてみるね」と興味津々で夫と冷やかしでお店をのぞいて見ました。私たちは知識がないからわからないけれど掘り出し物がいっぱいあるんでしょうね。いろんなものがあって、おもしろかったです。おばぁちゃんちにあるようなコケシや茶碗、お皿、それからすごく時代を感じさせる着物。
懐かしい、、、という感はあまりしなかったのですが「面白い」というワクワク感はありました。晴れた日曜のお昼、都会で骨董品を眺めるってなんだかそれはそれで楽しいものがあります。
さて、そんなこんなで時間は開場に迫り、私たちは急いで会場のよみうりホールに向かいました。
相変わらず大勢の人がもう集まっていて、熱気に包まれています。
トイレに行ったり、次の寄席のチラシを見たりしているうちに太鼓が聞こえてきて、
会場のアナウンスが「開演」のお知らせをします。
そして幕が開くと、壇上に今日の出演者の3人が座っていて、トーク。
市馬さんの歌の話や内弟子時代の修行の厳しさや思い出を3人の師匠が話します。
トーク後、前座は桂優々さんの「つる」。
真剣に話している姿が初々しい。
次が市馬さんの「花見の仇討ち」。
相変わらず、お得意の喉が披露されます。
市馬さんらしくふんわりとした語り口調でやんわりと時間が過ぎました。
中入り後は雀々さんの「サギとり」。
テンション高かったです。枕から落ちまでずっと飛ばしています。
最後は権太郎さんの「幾代もち」。
権太郎さんっておばあさん役がすっごく上手です。
遠くか見ていたらちょっと喬太郎さんに似ているな、、、と思いながら聴いていました。
その後、雀々さんがサインをしてくださるというので「必死のパッチ」という雀々さんの自叙伝を買ってサインをしてもらいました♫
家に帰ってから読んだのですが、この本、すごい。
と、いうか雀々さんの人生、すごいです。胸が詰まります。
今度、改めて感想を書きたいです。
と、まぁ、そんなわけで公演が終わったのは4時過ぎ。
夫とちょっと早いね、と言いながら有楽町のガード下で軽く飲みました。
そのお店、6周年記念とかで最初の生ビールが66円ということで、
そりゃ、飲むしかないよね、とお店の戸を開けるとお客さんでいっぱいでした。
ビールとコロッケともつ鍋を頼んだのですが、コロッケももつ鍋もすごく美味しかったです!!!
そうこうしていたら道路の方がざわざわしてきて、いきなり太鼓の音と、「ズンドコ節が」なり始めます。。。
なぁんなんだ〜〜〜
浅草の太鼓の会の方達が毎月1回、こうして技を披露してくれるそうです。
思ってもいなかったサプライズに飲んでいたお客さんたちもみんな嬉しそう。
私たちもなんだか幸せになってきました。
落語といい、骨董市といい、太鼓といい、日本の文化や芸能に触れた充実の1日でした!!!