那須塩原温泉めぐり 大出館
今回は秘湯の宿、大出館です。
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当館の八つの浴槽には、それぞれに効能を異にする湯が溢れています。
特に、墨を流したように真っ黒の「墨の湯」は、
日本唯一、他に例を見ない名湯として珍重されています。
しかし、湯の違いをもって「五色の湯」と呼称されてきたのではありません。
天候によって、温泉の色が変る自然の不思議。
一説には気圧の変化が湯脈の深さを変えるためとか…。
色の変化で翌日の天気がわかると言われています。
全浴槽100%源泉かけ流し天然温泉が楽しめます。
日本にたった1つしかないこちらのお風呂は、鉄分をたっぷり含んだお風呂です。
普通、鉄分のお風呂と言いますと、赤茶の色をしたものがほとんどですが、黒いというのは他にないと言われています。
効能としては、リュウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛などです。また貧血ぎみの女性には飲んでいただくと非常に良いと思います。
少しお湯に浸かりますと、黒い湯花が体に付着します。これを楽しみにされてる方も多いようです。真っ黒に染まったタオルを旅の思い出にお持ち帰り下さい。
このお温泉風呂は、お越しくださったお客様皆さんに是非入浴していただければと思います。
(公式ページより)
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いや、、、本当に面白い温泉でした。
硫黄泉、黒色。メタケイ酸100mg以上。中性。飲泉可能。元湯。
有名な温泉です。
私たちも行く前にたまたまラジオを聞いたのですが、
行ってみたらラジオで想像した以上の面白さでした🎶
まず行くまでが大変。
えええ、、、本当にこんなところに温泉があるの?というくらい山深く入っていきます。
まさに秘湯。
坂の下に建物を見つけた時は嬉しくなりました、あった!!!
秘湯を守る会の提灯がしっかり存在感を出しています。
フロントに入るともうお客さんがいっぱい。
お土産も💖
お風呂はエレベータをおりて1階です。(フロント、玄関は3階)
トイレは脱衣所にはないので、エレベータ横で済ませておきます。
墨の湯は2時からが女性が入れるので残念ながら私は入れませんでしたが、夫が写真を撮ってくれましたのでアップします。
ここは「写真をとるときは入っている客に声をかけてください」と書いてある親切な温泉だったそうです。有名だから写真をとる方が多いのでしょうね。
黒かったそうです。。。
次は女性が入れる2時を目指そう!!!
露天は淡い緑色でした。
この時期は虻が多いとかでハエたたきが温泉の脇に置いてあります。
温度は高め。
硫黄泉らしくてぬるぬる。でも匂いはそんなにきつくありません。
カランは真っ黒。
迫力があります。
内湯はかなり熱くて水でうめました。
でも気持ちいい温泉。
あがってフロントで見つけた写真。
若女将の紹介の記事です↓
応援したいです!!!
この温泉はいつまでも暖かくてホワホワしていて、
体の芯からあったまったんだと実感しました。
楽しい温泉。
またいきたいです。
塩原温泉めぐり 奥塩原高原ホテル
硫黄泉・酸性泉。乳白色。メタケイ酸50mg以上。酸性。新湯。
ホテルの玄関に入るとフロントの方がとても親切に出迎えてくれました。
清潔な佇まいと威厳のある品格が備わっているホテル。
お風呂は玄関からちょっと離れていて奥の方へと歩きます。
途中、トイレがあって、用はそこで済ませないと脱衣所にはありません。
階段をおりていくと、暖簾があって、入り口でスリッパを脱ぎます。
脱衣所の中に扉があって、お風呂に続く階段があります。
温泉は下にあるので、脱衣所の大きな窓からお風呂の様子が見えます。
広い空間を感じる設計。
温泉の天井は高くて上の脱衣所までの空間を感じます🎶
温泉の質は柔らか。
硫黄泉ですが、そんなにきつい感じはしません。
露天から内湯を見たらこんな感じです。↑
露天の湯も乳白色。
内湯より熱めでした。
遠くの山が綺麗。
秋はさぞかし美しいだろうと心の目で見ていました!!!
塩原温泉めぐり 満寿家
塩原温泉中心に近い満寿家です。
バスターミナルが目の前にあり、ものがたり館という観光スポットもあって、賑やかな場所にありますが、由緒ある宿らしく格調と鄙びた感がある宿でした。
http://www.e-masuya.com/onsen.html
天然の美肌成分のメタケイ酸が多く、保湿美肌温泉メタケイ酸200mg以上の美肌の湯という嬉しい温泉。
塩化物泉、透明。メタケイ酸200mg以上。中性。門前。
静かな温泉でした。
館内は古くて暗いのですが、清潔です。
そして何より親切でした。
私たちは湯めぐり手形ともう一つタウン誌の温泉めぐりをしているので、
「温泉入りましたよ」スタンプをフロントでいつも押していただくのですが、手形はともかく、タウン誌の方はあまり押す方がいないようで、フロントも当惑。
でもとても親切に調べてスタンプを押してくださいました。
さて、お風呂は男性は3階、女性は4階。
従業員の方が付いてくれそうでしたが、申し訳ないので自分たちで行きました。
全体に青い雰囲気で仕上げた内装。
脱衣場は清潔で中にトイレがあるので安心です。窓側に籐の椅子があって、湯疲れしたら休めます。
お風呂は広くてちょうど良い熱さ。
ベランダにある露天との間の扉が開き放たれていたので、内湯も露天のような感じでした。
透明ですが、ちょっと緑色がかっている感じがします。
露天風呂はベランダにあるという珍しいものでした。
小さいので一人しか入れないでしょう。
露天からみる景色は古い温泉街の佇まいが残る塩原温泉が目の前にあって風情があります。
上がってからお茶を出していただきました。
日帰り入浴でお茶が出るのは嬉しいです❤️。
さて、この満寿屋さん。
由緒と歴史があって、さらに文学とも深い関係があるようで、
玄関前には与謝野鉄幹、晶子の碑がありました。
満寿家さんのホームページには次の紹介がありました。
源泉かけ流し 塩原温泉せゝらぎの湯宿満寿家(ますや)の料金・宿泊プラン - 旅館・ホテルの宿泊予約ならトクー!
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当館は塩原温泉の中心に位置しております。
お部屋は箒川に面しており、四季折々の眺望が楽しめます。
お風呂は良質の湯量豊富な自家源泉掛け流し、翌朝の9時までご利用いただけます。
江戸時代からこの塩原温泉で旅館を営んでおります。
明治から昭和にかけては歌人の与謝野鉄幹・晶子、斉藤茂吉、小説家の徳富蘆花、島崎藤村、幸田露伴、詩人の室生犀星などの文人にお泊りいただき、玄関脇には与謝野鉄幹・晶子の文学碑がございます。
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やっぱり、そうなんですね。
多くの文人が滞在していたんですね。
さらに平塚雷鳥の塩原事件とも関係があるのかしらん。
これはちょっと調べてみたいです。。。
塩原温泉めぐり 渓雲閣
温泉について -【公式】塩原温泉 日本秘湯を守る会 にごり湯の宿 渓雲閣≪ベストレート保証≫
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奥塩原新湯温泉は、湯治場の趣を今に残す出湯の里です。
漫々と乳白色の湯をたたえた優しい硫黄泉。数ある硫黄泉の中でも濃厚なのに肌触り滑らかかつさっぱりしていて、なにより酸性度が酸性の硫黄泉の中では低くピリピリ感がしない優しい硫黄泉。通常、総硫黄が2㎎以上あれば硫黄泉と言われる所、当館はの温泉は総硫黄73.4㎎/㎏と全国でも10本の指に入る濃い硫黄泉。
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公式ホームページから。
さて、本当に硫黄泉ですが、やさしい温泉でした。
硫黄泉・酸性泉。乳白色。メタケイ酸50mg以上。酸性。新湯。
ここは脱衣カゴが面白いのです。
栃木県出身の有名人の名前が書いて有ります。
私は相田みつをさんにしました。
やさしい詩が思い浮かぶようなら嬉しいなと。
トイレは脱衣所の前にあります。
温泉は柔らかくて質がいいです。
壁に「温泉の入り方」というガイドが下がっていたので、それをみながらゆっくりと入浴。
二日酔いの時、疲れた時、痛い時などなど、アドバイスが書いてあります。
そうこうするうち、やはり手形で温泉めぐりしている方が入って見えて、ひとしきり那須温泉の魅力を語り合い、意気投合しました。
日帰り温泉組は露天には入れないので内湯だけです。
窓から露天が見えます(中は見えませんからご安心を)。
塩原温泉めぐり 元泉館
硫黄泉で緑白色。メタケイ酸は100mg以上。硫黄泉なのに中性です。飲泉もできます。元湯。
元湯温泉は、今から1100年前に如葛仙という人が発見したと言われています。塩原温泉郷発祥の地であることから元湯と名がついたそうです。
ただWikipediaによれば以下のような説明がありました。
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「元湯」の名前が示すように、塩原温泉郷の中では最も歴史が古い[1]。
大同元年(806年)に如葛仙なる人物が温泉を発見したことにより始まったとする説、また発見者を猟師とする説がある。如葛仙の正体は明らかでなく、民話の伝承者によると天平9年(737年)に没したとされ、矛盾が生じる。このため地元の郷土史研究会では、矢板市長井にある寺山観音寺を806年に開山した徳一大師が発見者ではないかと推測している[2]。
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こんな元湯温泉。
当時は85件の家があり、栄えていたが1659年の大地震でほとんどが全滅したという残念な歴史があります。
つぶれ残った家々は新湯、上塩原、下塩原へ移り元湯は無住の地となったそうです。
今は3件だけだそうです。
さて、元泉館。
本当に柔らかでやさしいほっこりの温泉です。
水曜日に行ったので他のお客さんがいなくてとても静かでした。
渡り廊下が時代を感じさせますね🎶
脱衣場からも綺麗な景色が見えます。脱衣所の中にトイレもあります。
温泉の色は確かに緑白色でした。すべすべになります。
露天が楽しくていつまでも入ってられそうです。
塩原温泉めぐり 松屋
温泉めぐり、つぎは松屋です。
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「福渡(ふくわた)温泉」の名の通りに入れば幸せな気分になれる、松楓楼の湯。
上流の河川敷から、毎分800リットル湧出する源泉を引いています。
対岸の「岩の湯」・「不動の湯」は公共混浴露天風呂です。
傍らに子宝明神が祀ってあり、子宝の湯ともいわれる「岩の湯」。
弘法大師が爪で掘ったと伝えられる爪書不動尊のある「不動の湯」。
どちらもとても縁起の良いお風呂です。
公式ページより。
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塩化物泉、透明、メタケイ酸100ミルg以上。中性。福渡。
温泉の名前が福助とかお多福とかいいです。
それだけでも幸せになる感じ。
お湯は気持ちいいのですが、熱かったです。
ちょっとだけですぐ出てしまいました。
体を慣れさせてから、また入りました。
徐々に慣れてきて少々熱めでも大丈夫になりました。
私たちが入った時はまだ太陽が高くてギンギンと太陽の光が照り、かなり暑かったです。風が吹くと気持ちいいのでしょうが。。。露天のそばにあるベンチが年季が入っていて雰囲気がありました。
塩原温泉めぐり ホテル塩原ガーデン
公式ページには以下のように掲載。
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2本の清流の合流地点に位置し、正面には名勝天狗岩、2001年に完成の七ツ岩吊り橋を望む眺望が自慢です。自家源泉を含む3本の源泉を引く豊富な湯量で渓流露天風呂をはじめとするお風呂の湯めぐりをご満喫ください 。
3つの異なる泉質を持つ温泉。夜中24時男女入れ替えのため朝夕で違うお風呂が楽しめます!
自家源泉を含む3本の源泉を引く豊富な湯量のお風呂すべて男女入替制(夜中12時から入れ替え)になっておりますので、朝夕で違うお風呂が楽しめます! 湯めぐりをご満喫くださいませ。
特に、露天風呂のお湯は美肌効果があると言われております
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と、いうことで楽しみにして出かけました。
塩化物泉・単純温泉で黄金色。メタケイ酸は100mg以上。中性。源泉は3つということで、何になるのか?一応塩釜かな。。。
玄関で受付をしたあと、階段を下りていくと、いきなり昔遊んだようなゲームセンターの遊具がでてきます。
が、人がいないので侘しいというか寂寥感が漂っていました。。。
お風呂の入り口です。
トイレは脱衣所にはないので、外まで行きます。
露天からみる景色は綺麗でした。
ただ、私たちが行った時は源泉は2つしかなくて残念。一つは枯れてしまったのだろうか???
古くて汚くてただ広いだけのホテルでしたが、以前はかなり客も多く流行っていたのだろうと思うと、ちょっと物寂しいものがありました。
温泉の質は上質だから、ここももう少しこじんまりと改装して、明るくすると、もっと客が増えるかな、、なんて考えて入っていました。
折角の温泉と景色。
ずっと残していけたらいいです。。。