サンクトペテルブルク、カザン大聖堂
水の都とも言われているサンクトペテルブルク。
wikipediaによれば以下のような街です。==================
バルト海東部のフィンランド湾最東端に面するネヴァ川河口デルタに位置するロシア西部の都市、レニングラード州の州都。1917年までロシア帝国の首都であった。
都市建設ののち、第一次世界大戦まで(1703年 - 1914年)はサンクトペテルブルク(Санкт-Петербург)、第一次世界大戦開戦以降(1914 - 24年)はペトログラード(Петроград)。、ソビエト連邦時代(1924 - 91年)はレニングラード(Ленинград)と呼ばれた。
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この名前の変遷にロシアの歴史を感じます。
実際、この街の至る所に帝政ロシアを感じさせる建物があります。
いろんなガイドを見ると欠かせないのは、やはりエルミタージュ美術館。
次は、血の上救世主教会、イサク聖堂、カザン大聖堂などです。
夫は仕事なので私は息子と2人で観光。
まず地下鉄を降りて、ネフスキー通りにむかいます。
ここはサンクトペテルブルクの中心地です。
この通りにいろんな有名な観光地やレストラン、お店があります。
まずはカザン大聖堂。
https://www.travel.co.jp/guide/article/15058/
上記のサイトの説明によると以下のようです。
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ネフスキー大通りに面してあるのが、現在、サンクトペテルブルクのロシア正教会の首座教会であるカザン聖堂です。
ロシア正教会において重要なイコンである「カザンの生神女」が祀られた教会で、多くのロシア正教の信者が訪れる場所です。入場は無料。
聖イサク大聖堂や血の上の救世主教会のような博物館的なものではなく、現在も生きている市民の教会といえるでしょう。
カザン聖堂は、ヴォロニーヒンの設計により、10年がかりで1811年に完成しました。完成翌年には、ナポレオン戦争(ロシアでいう祖国戦争)勝利を記念するものとされました。後に祖国戦争の英雄クトゥーゾフ将軍の遺体が安置され青銅像も建造されています。
この教会もソ連時代には無神論博物館とされましたが、1996年にロシア正教会に返還されました。
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やはりここにも歴史の変遷が見られるのですね。
建物は教会というより演舞場のように広く左右に翼が広がっていて印象的です。前の広場には噴水があって芝生が綺麗に整備されています。
多くの人たちがベンチで休んでいたり、踊っていたりとそれぞれの時間を楽しんでいました。
入り口は大きな柱があって、まるでギリシア、ローマ時代の建物のようでした。
中はやはり教会。荘厳な雰囲気です。写真は禁止なので撮れませんでしたが、ロシア正教会の特徴であるイコン像があります。
イコンとは聖像のことだそうです。
私はキリスト教についてはあまり詳しく知らないのですが、
板の上に描かれているキリストやマリアさまの絵、聖者の絵は、なかなか柔らかくて
静かに心に沁みてくるものがあります。