ロシア、サンクトペテルブルグへ
夫がロシアのサンクトペテルブルグで国際会議があるというので、
息子と私はジュネーブからチューリッヒ経由でサンクトペテルブルグにいきました。
初めてのロシア。
どんなところだろう???
事前の「歩き方」などのガイドブックで観光スポットを調べていたのですが、実際のロシアはどんなとこだろう???とワクワク。
空港に着いたら夫がすで、に日本からの飛行機でついていて、合流。
3人でタクシーに乗ってアパートへ。
寒いです。
夏とはいえ寒いです。
タクシーに乗ること50分くらいでアパートへ。
一日、5000円ととても安いのですが広くて明るくて清潔なアパートでした。台所も広くて使いやすい。
荷物を下ろし、国際会議の行われる場所へまずは下見。
ロシアは地下鉄に乗るときも荷物の検査と金属を持っているかをみるゲートを通ります。
そのあと、トークンを購入。45ルーブルだったので、日本円にすると90円くらいでしょうか?
地下鉄路線はわかりやすいです。
WIKIPEDIAより引用しています。
自分のいる地下鉄と行きたい場所の地下鉄を確認しながら、何色の路線に乗るかチェック。
地下鉄のエスカレターはすごく早いです。
そして長い。
2分くらいエスカレターのうえにいます。。。
う〜〜〜んと深く潜るのですね。
また電車がすごく古くて頑丈そうでした。
やはり元社会主義の国という感じです。
質実剛健。
電車は次々と来るので一本逃しても焦ることはないです。
またロシアの人たちはとても親切でごく自然に席を譲ってくれます。
親切ですがあんまり笑わないのは気候が寒いからか?
なんて、夫と話し合いながら、いろんな意味で面白く興味ふかいロシアの街。
これからどうなるか、、、ワクワクしながら1日目を無事終えることができました。
明日はいよいよ観光です。
フェルネボルテールとCERNを訪ねて
フェルネボルテールという、スイスとフランスの国境の小さな町に息子は住んでいます。
ここは思想家のボルテールが住んでいたことで有名な町です。
小さな町で2時間もあれば全て散歩できそうです。
町の中心にはやはりボルテールの像があります。
ちょっと歩いてもボルテールおじさんに
出会います。
ヨーロッパに見られる家々です。
大きなスーパーや冷凍専門のお店もありますが、
アジアの食材を売っている店はやはり嬉しいです。
乱雑に陳列されているのがまた楽しい!!!
この町のすぐ側にCERNがあるので、ちょっと足を伸ばしてみました。
ヒッグス粒子の発見をしたりと、原子核、素粒子を研究している施設です。
シンボルマークのドームです。
青い空に凛とたっているドームをみながら、
原子力の平和利用を切に願う私です。
ジュネーブのサレーブ山へ
サレーブ山というジュネーブ近郊にある山に行ってきました。日本でいえば高尾山とか筑波山のような感じのいつでもハイキング感覚で行くことのできる市民みんなに愛されている地元の山という感じです。
息子と2人で行ったのは6月の終わり。今年の夏は欧州は熱波ということで、
それはそれは暑い日でした。
息子のアパートから車で30分くらい走るとロープウェイの乗り場があります。
初めてなので、ちょっと迷って、暑い中ウロウロ。フランスとスイスの
国境を超えて、坂をダラダラ。
汗かきかき、上がっていくと、ロープウェイの綱が見えてきます。それを頼りに歩くこと10分。
ようやく、乗り場に到着。
ロープウェイに乗るのはほんの4〜5分。
ずんずんとスピードを上げて上り視界はどんどんとひらけてきます。
天気が良かったのですが、遠くに霞がかかっていて、
残念ながらレマン湖の大噴水ははっきりとは見ることができませんでした。
ピントが外れているのですが、レマン湖の大噴水が見えるのでここに貼っておきます。
この日は普通の日だったのですが、観光客がそれなりにいて、
やっぱりこの山はジュネーブ観光には欠かせないのかな、、なぁんて思ったりしました。
レマン湖を訪ねて
6月23日、曇り。
友人と息子と3人でジュネーブに行き、レマン湖を観光してきました。
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スイスとフランスにまたがる、中央ヨーロッパで2番目に大きい三日月型の湖。面積の約2/5がフランス(オート=サヴォワ県)に属し、約3/5がスイス(ヴォー州、ジュネーヴ州、ヴァレー州)に属す。英語での名称はジュネーヴ湖(英: Lake Geneva)という。漢字で「寿府湖」(旧字体では「壽府湖」)と表記される[1]。
湖水の下流はローヌ川で地中海とつながっている。上流側はドイツ語でロッテン川と呼ばれる。
約15,000年前の氷河期の後、ローヌ地方の氷河によって削られてつくられたといわれている淡水湖。ラムサール条約の指定湖沼の一つになっている。
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トラムをおりてモンブラン橋のたもとにあるイギリス公園内の花時計を見ながらレマン
湖畔を歩くともう大噴水が目に入ってきます。
遊歩道の途中にはオルガンがあって、家族で弾いてたりしました。
いろんな説明の看板があります。
大噴水がいよいよ近くなってきました。
すぐそばで一枚。
風向きによっては観光客のほうに水しぶきがきて、ずぶ濡れになるそうです。
大噴水の説明は以下の通り。
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スイスのジュネーヴにある大きな噴水であり、市の最も有名なランドマークの1つとなっている(市の公式観光ウェブサイトやジュネーヴで開催された2008年UEFAチャンピオンシップの公式ロゴにも使用されている)[1]。また、世界で最も大きい噴水の1つでもある[2]。レマン湖からローヌ川へと流れ出る地点に位置しており、市内の至る所から見ることができ、ジュネーヴの上空10kmを飛行した場合でも確認できる。
毎秒500リットル (132ガロン) の水が2,400ボルトの電圧で、2つの500kWポンプから、高さ140トル (459フィート) まで噴出され、1メガワット以上の電力を消費する[3][4][5]。水は、200km/h (124mph) の速度で噴射される。放出時の瞬間には、約7,000リットル (1849ガロン) の水が空気中にある。
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青い空にまっすぐ噴き上がる水。
見応えありました。
グリュイエールを訪れて
6月22日、夏至です。
ヨーロッパは夏は昼が長いが、特にこの日は一番長くて遅くまで明るい。
私は息子とヨーロッパ在住の友人と3人でグリュイーエルという小さな村に行きました。
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言語:フランス語/カントン:フリブール(FR)/標高:810m モレゾン山やグリュイエール湖など美しい自然に囲まれ、牧畜農家の伝統的な暮らしが息づく丘陵地帯にある山里。中世のかわいい町が残っています。周辺は牧童の暮らしと伝統が受け継がれており、特産のチーズの名前としても世界的に有名。高台には町のシンボルでもある美しい古城があります。山あいの小さな町ですが、ザーネ(サリーヌ)川の流れる谷への入口として、中世の時代から交通の要所としても栄えたところ。数分で歩けるほどメインストリートにはかわいい土産物店やレストランが並んでいます。
早くお城に行こうと大急ぎで歩きます。
途中、日本を、たとえば城崎温泉とかを思わせる建物がありました。
お城に近づくに従って、晴れてきます。やった!!!
お城の中庭では夏至祭で地元の人たちがいろんな衣装で観光客を巻き込んで踊りや民族工芸を披露しています。
お城に入ると、ちょっと微妙な雰囲気というか、
今まで訪れたお城とは違ったものがあります。
それは、このお城が今は美術館としていろんな画家の作品を展示していることもあるのですが、城主が変わったりして時々の所有者の考えがてんでに反映されていたりしているので、いわゆる古城というのとは違います。
展示されているものも興味深いのですが、小窓からみえるアルプスの風景が格別でした。
ロードオブザリングに登場する舞台のような感じです。
柔らかくて、優しくて、包み込むような包容力がありながら、
自然の中で暮らす人々のきびしさも感じさせる風景がそこにはありました。
帰りは3人でこの地の名物、チーズフォンヂュをたべてきました。
まろやかでしっとりしていて、すごく美味しかったです。
また機会があれば是非、訪れたい村です。
シッチェスからジュネーブへその2
私はとにかく列に並んでいました。
息子とラインで連絡を取り合い、息子がスイス航空の夜9時でジュネーブ行きがあるから、そのチケットを取ってくれて、とにかく夜まで待とうかと思っていたのですが、飛行機会社の人がまた来てから何やらベラベラ、べらべらと話します。その周りを大勢集まり、それを聞いていた人たちがあっちの受付に歩き出します。
なんなんだ、、なんなんだ、、、、
と、思って、また息子とシンガポールの美女と電話で話してもらいました。
バスが出るというのです。
バスで3時間というのです。
ええええええええ、、、、、
でも重い荷物をまた別のターミナルまで運んで、9時まで待つのは嫌なので、
バスで行くことにしました。
息子にスイス航空はキャンセルしてもらい、もちろんキャンセル料は返って来ません。
でも仕方がない。
バスに乗ると言うとシンガポール美女はバスではなく明日にする、と言うので、
そこでお別れ。本当に親切にしていただいてありがとう!!!
感謝いっぱいで別れ、バスで行くと言う人たちの方に走りました。
「あなたはジュネーブに行く人ですか?」「そうよ」と確認して列に並びます。
それにしてもバスで行くのに、どうして荷物をまた預けたり、ボーディングパスを出すのかな、、、と思いながら前の人を見ていました。
私の番になって、キャンセル便のチケットとパスポートを見せて荷物を預け、上のRのゲートに行けと言われました。
オカシイナ、、、
バスに乗るのにどうしてまたボディチェックしてゲートに行くのだろう?
しかも、ボデイチェックしてから買った水は捨てることになり、、、ウウウム
ゲートにはいっぱいの人で、私の
乗るバスはどこから出るんだろう?
みんな知らない人ばかり。
息子にライン。
とにかくトイレに行けと言われて、トイレに行き、少し落ち着く。
もう一度ゲートを見たらさっきの女性2人が座っていました。
よかった!!!
これでジュネーブへ行ける。
慌ててお二人のそばに歩み寄り、
安心したらお昼を食べていないことを思い出して、パンと水を買ってきました。
お二人の隣で座り、落ち着いてボーディングパスを見たら、
なんと、
なんと、
なんと、
バーゼル行きの飛行機に乗ることになっていました。
ええええ、、、
思わずお二人に「バーゼルに行くのですか?私はジュネーブです」というと、
「そうよ、バーゼルまで飛行機でそれからバスよ」とジェスチャー付きで教えてくれました。
そう言えば、あの列に並んでいる時も、飛行機のジェスチャーと運転の真似をしていました。
なっとく、
納得、ナットク。
そうだったのか。
それで、搭乗手続きをして、ここで待っているんだ。
また息子にライン。
息子も納得。バルセロナからジュネーブまでバスで3時間って信じられなかった息子にしたらバーゼルからなら納得。
15時発のバーゼル行きに乗り(実はこれもなかなか出なくてみんなでまたキャンセルかと言っていました)、
17時過ぎに到着。
そして今度は忘れずに荷物をピックアップして、トイレに行きました。
その頃はほとんどの人が顔見知り。
みんな共通の思いでここまで来た人ばかりだから。
みんな本当に親切にしてくれました。
飛行機の隣の席に座ったお兄さんは「自分がフォローするよ」と言ってくれたり、おばちゃんが荷物を運んでくれたりと。
そして空港で待っていた18時発のシュタイナーバスに乗り、3時間かけて無事ジュネーブへ。
午後9時でした。
途中、バスの中からジュネーブ空港に向かう飛行機をちょっと羨ましいと思いました。
本当ならとっくに息子にあっているのに、、、とかとか。
息子もずっと心配してネットでいろんな情報を調べてくれて、
また私にはとにかくスマホの電源がなくならないよう
必要以外は切っておけとアドバイスしてくれました。
本当はいろんな状況をカメラに納めたかったのですが電源が無くなったら大変だからガマン。
息子がとにかくヨーロッパにいることが心強かったです。
たまたま仕事の時間に余裕のある日だったのでフォローしてくれました。
息子や多くの方に感謝、感謝です。
言葉も通じないはじめての海外一人旅。凄いハードルが高くて、
とてもイージジェットではありませんでしたが、
後から思うととても貴重な経験でした。