monomiyu3の日記

旅に出て名所めぐりをして、その土地のお酒や食べ物を頂き、温泉につかり、と「物見遊山」の日記です! 備忘録として書きますので随分昔の思い出旅行もあります。

風力発電と菜の花の横浜町

下北半島の真ん中にある横浜町

そこは菜の花で有名なのだそうです。

実は私はここへ来るまで寡聞にして知らなかったのですが、、、

やはり旅っていいですね、今まで知らないことを知る機会に出会えます。

と、いうことで横浜町は今、菜の花の1番の最盛期ということでフェスティバルを行なうそうですが、私たちが訪れた5月のGWはまだ菜の花全開ではないらしくてあと2週間後くらいに行われるそうです。

でも会場には入ることができました。多分、本当のフェスティバルの時はお店なんかが並んだり、それはそれは賑やかになるのでしょうね。


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遠くに風力発電が見えるのも下北半島の風物詩なのでしょうね。

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風力発電というと音がうるさい、騒音というイメージがあるのですが、ここ下北の風力発電は静かです。やはり下北は風力発電まで静かなのか???

と、思った次第。

しかし、菜の花と風力発電

なんだか違うイメージなのに、すごくマッチしていて、不思議な魅力をたたえていました。

恐山

恐山に行ってきました。

恐山 - Wikipedia

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下北半島の中央部に位置する外輪山霊場である。また、霊場内に数種類の温泉が湧き、湯治場としても利用されている。下北半島国定公園に指定されている。最高峰は、標高879mの釜臥山。なお、地理でいう恐山山地とは、下北半島のまさかり部分にある山地全体を指すので、いわゆる霊場恐山 とは区別される。

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と、いうことで霊場としての説明は以下のとおり。

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伝承によれば、開山は貞観4年(862年)、開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である円仁(慈覚大師)であるという。

文化7年(1810年)再刊の『奥州南部宇曽利山釜臥山菩提寺地蔵大士略縁起』によれば、円仁がに留学中、「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。地蔵大士一体を刻しその地に仏道を広めよ」という夢告をうけた。円仁はすぐに帰国し、夢で告げられた霊山を探し歩いた。苦労の末、恐山にたどり着いたといわれる[1]

その中に地獄をあらわすものが108つあり、全て夢と符合するので、円仁は6尺3寸の地蔵大士(地蔵菩薩)を彫り、本尊として安置したとされている。

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信仰の対象でもありますが、鉱物に関して、あるいは温泉としてもかなり有名なのですね。。。そりゃ、あれだけ硫黄があれば、温泉も鉱物もありますね。

それにしても、すごく良かったです。

迫力ありました!

遠くから見えるのですが、やはり独特の雰囲気ですね。

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私たちも朝早く宿を出て、恐山に向かったのですが、途中、白い装束の方とか見たり、

あああ、ここは霊場なんだと思いました。

そしていよいよ到着。

門には恐山と書いてあります。

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いろんな思いをのせて回る風車とお地蔵様。

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硫黄の匂いもすごいです。

ぶくぶくと出ています。

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仏様が見ていてくださいます。

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宇曽利山湖です↓

極楽の風景だそうです。

遠くに見えるのは下北半島で一番高い釜臥山。

美しい極楽のような風景ですが、PH3.5で酸性。ウグイしか住んでいないそうです。

私はここで亡き父、母、そして夫の伯父や伯母、いとこたちと話をしました。

もちろん、私がイタコです、、、ハハハ。

毎日、父と母には仏壇の前で話をしているので、父や母の分も喋っているから夫からは「イタコ」と言われています。それどころか、この頃は、夫の分や我が子の分、、夫の両親、なんでも代わりに答えているので生きている人たちの分まで呼び出せます、、、ハハハ。いやいや、それどころか植物や動物、そして家やら置物の気持ちまで話しているんです。夫や子どもは呆れています(もちろん、思いつきで言っているのですが、なんだか楽しいものです)。

父と母はこの浜で遊んでいて、酒ずきの伯父は毎日飲んで「極楽極楽」と言っているそうです。楽しそう。

と、いうわけで父も母も伯父たちもみんな元気に極楽で楽しんでいました。

安心。

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震災復興祈願の仏様と鐘です。

私も鳴らしました。

ところで恐山の温泉ですが、ここにもありました。

秘湯だそうです。境内には4つの湯小屋があり、「古滝の湯」「冷抜の湯」「薬師の湯」は山門をくぐってすぐ、「花染の湯」は宿坊の裏手にあります。

もちろん無料で入れます。昔はここで体を清めてからお参りしたそうです。

と、いうことで私たちも入ってきました。

硫黄の匂いがツ===ンとするかなり強い温泉でしたが、木の雰囲気が優しく、温泉の色も緑色で神秘的。トロトロと温まりました。

全然知らない旅の方達と声を掛け合うという意味でも素敵な温泉です。

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山門を出てもう一度振り返るとお地蔵様が送ってくださいました。

ありがとう!!!

父や母や伯父たちにも心の中で会えたし、本当に良かったと言いながら車に乗り恐山を後にしました。

あまちゃんロケ地「北三陸駅」

春子さんが東京に向かう電車に乗った北三陸駅です。ここにもあまちゃんのロケ地として、いっぱい看板が残っています。

思い出しますねぇ、、、

 

 

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久慈市を出て、私たちは恐山のある下北半島に向かいました。

 

あまちゃんロケ地小袖海岸

NHK朝ドラ「あまちゃん」のロケ地で一躍スポットを浴びた久慈市小袖海岸に行って来ました。ドラマでは袖が浜となっていました。

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番組をやっていた最中はそれはすごい人だったでしょうね。

あちこちに「あまちゃん」由来の像やら看板が立っていて、音楽はもちろんテーマソングが流れています。

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春子さんの灯台ですが、今は立ち入り禁止になっていました。

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夫婦岩です。

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夫婦仲良くを祈って来ました。

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観光センターですが、これはロケ後できたそうです。

レストランにはまめぶ汁があったので、早速いただきました。

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中にはお野菜がたくさんあって、健康に良さそうです。

下の写真は、あまちゃんたちが「いつでも夢を」を歌いながら海岸に降りた坂。そして監視小屋です。

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監視小屋はかなり高いところにあるので結構、大変でした。。。

途中、何度かやめようかと思いながら、それでも頑張って登りました。

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ドラマではここから「ストーブさん」と「春子さん」が海を監視していました。

トイレがないので、どうするのか、、、と心配しながら中を見ていた私。

それを聞いて夫が笑っていましたが、やはり深刻。

現実には監視小屋から監視なさっている方はどうしているのか???

さて、それにしても高いところから海を見ると格別です。

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ドラマでもありましたが、ここも津波の被害にあいました。

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三陸はどこも被害にあったのですが、ここに生きている方々はみなさん、必死でその現実と立ち向かい、すごく前向きに生活されていることを感じました。

青い空と白い波と人々の活気ある笑いに私たちも元気をいただき、

そして、忘れずに伝えていきたいと思ったものです。

小掘内漁港

GWの3日目。

まず朝は小堀内漁港を訪ねました。

グリーンピア田老を下ったところにある漁港でアワビの育成などで有名で完成度の高い漁港だったそうです。

が、東日本大震災津波が37.9メートルまで来たことが観測されています。

壊滅的な状態だったと案内に記されていました。

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津波調査結果 | 東大地震研 広報アウトリーチ室

このサイトに詳しく当時の様子が描かれています。

消防団を含む9名の方が亡くなりました。

ご冥福をお祈りいたします。

何回も書いていますが、改めて震災の凄さを思いました。

復興は未だ半ば。

私たちは忘れてはいけないと強く思ったものです。

震災遺構 たろう観光ホテル

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たろう観光ホテルです。

たろう観光ホテル - Wikipedia

岩手県宮古市 たろう観光ホテル

たろう観光ホテルも気仙沼の向洋高校と同じく震災遺構です。

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東日本大震災により6階建ての建物の4階まで浸水し、1・2階は完全に破壊されてしまった「たろう観光ホテル」。その姿から大津波の破壊力を感じることができます。このたろう観光ホテルは津波遺構として保存され、防災意識の向上のために活動している「学ぶ防災」ガイドにも活用されています。
学ぶ防災では、津波が襲来する様子をホテル6階から撮影した映像の上映が行われています。

(上記サイトより)

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周りは多分あったであろうと思われる建物がみんな撤去されてダダ広い中、このホテルが建っています。

遠くから見ると普通のホテルです。

気がつかずに車で通り過ごしてしまいそうです。

が、

道端に立っているそのホテルの前に行くと、一階と二階がスカスカで、向こう側が見えるその姿に唖然とします。

今、あのホテルを思い出しながらタイプを打っているのですが、涙がちょっとうるうるします。

悲しかったです、あの前に立った時は。

ホテルに泊まった旅人のいろんな楽しい思いを残して、震災遺構として立っているホテル。一生懸命、後の人たちに震災の怖さや凄まじさを残そうとするその姿の健気さに涙がウルウル。

頑張れよ、と思わず声をかけます。

下の写真は、震災で基準点(だったと思います)がこれだけ動いたよということを示しているものですが、始点が丸でそれが矢印の位置に動いたのだそうです。

すごい力だったのですねぇ。。。

うううむ。

今更ながら自然の脅威を感じます。

私たち人間は自然の前に無力であることを思い、だからこそ自然との共存を謙虚に考えていかなければならないのですね。

 

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