スロベニアに来るまでが大変でした
前の記事から書いているようにスロベニアの首都、リュブリャナにいます。
夫が国際会議でこちらに来たのですが、私も付き添いというか付録というかおまけで一緒について来ました。
実は日本を発つ前、夏風邪を拗らして肺炎になり、ウワッ〜〜〜どうしようと焦りました。肺炎、、、うううむ。そんな楚々とした病気に私がなるなんて。
肺炎といえば深窓の麗人のイメージ。
でも実際の肺炎の私はゴホンゴホン、ゲボゲボ、ゴギャンとかなりうるさい。ハハハ。
さてさて、それにしてもキャンセルするにはもう遅すぎて、丸々戻って来ません。
これはかなり痛い。
結構、この日のために節約してきたり、と計画していたのだが。
とはいえ、肺炎を押してまで海外に行くなんてそんなこと、医者が許すはずはないし。
と、いうことで、とにかく気合いで治そう(もちろん、そんなことはできず薬を飲んでひたすら家で安静、そしてうがい、歯磨きをしていました)と頑張ろうと思ったのですが、暑い夏ゆえ、とても気合いでは肺炎に負けそうでした。
それでも出発2日前に医者に行ったら、肺炎は治っていて、旅行もOKという承諾をもらえて、やった!!!やった!!!と大喜び。
あまりの嬉しさに思わず看護婦さんと抱き合い、お医者さんの肩までポンと叩いて大喜び。先生に「ウルサァ〜〜〜イ」と怒られました(尤も花粉症で行っても、いつもうるさい、、、と言われているうるさい患者の私。何しろ田舎のかかりつけ医者で、よく知っているから)。
それでも念のため薬を処方されて、こちらでも予防のため飲んでいるので、せっかくの海外なのに、お酒は全然、飲めません。
隣で美味しそうにワインやらビールを飲んでいる夫がウラメしぃいいいいい。
さて、羽田から11時間のフライトでミュンヘンに入り、空港近くのホテルで一泊。
その日はあまりにへとへとでシャワーも浴びずにひたすら寝ました。
夫は一人でバーに飲みに行ったようです。
そして次の朝早く電車で7時間かけてリュブリャナに着きました。
オーストリア経由ということでアルプスを見ながら、途中、ザルツブルグがあって、とても懐かしかったです。
最初の電車はゆったりと乗れたのですが、乗り換えの電車はコンパートメント型で六人いっぱい。かなり混んでいました。予約を入れておいてよかった!!!
国境超えなのですがパスポート提示はないものの、何回もチケットの検察がありました。
コンパートメントではドイツ人の家族でこれからクロアチアに観光に行くという一組とあと山に行く若者とがいて、2時間半、とても楽しく旅しました。
ただ病み上がりの私にはかなり7時間の電車の旅は疲れました。
列車は遅れてリュブリャナに3時頃についたのですが、かなり駅は落書きで汚い印象。駅の前には遠出するバスの順番を待つ若者でいっぱいでした。コンパートメントの若者も電車が遅れていて、時間を気にしていましたが乗れたかなぁ???
そしてその日はウドンのようなものを食べて、とにかく、とにかく寝ました。
次の日もとにかく寝ました。
2日間、寝ているだけで食べるものを食べずにいたら流石にお腹が空いて、
少しだけパンを食べたら、体力が戻ってきて、
肺炎の方もすっかり良くなったようです。
ただ、まだお酒は飲めないのでグスン。
今回の反省点は、風邪を引いたら自分で治そうとせずに早めに医者に行くこと!
やはり年齢を感じているこの頃です。