中野不動尊
明けましておめでとうございます。
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
年末、年始はやはりバタバタしていて、なかなかゆっくりとパソコンに向かい、日記を書くことができませんでした。
ようやく時間ができたので、今年のお年始にお詣りに行った中野不動尊について書きます。
中野不動尊の公式サイトは以下の通りです。
中野不動尊【公式サイト】|福島県福島市 厄除け難除けの日本三不動
また飯坂温泉の公式ホームページに、このお不動さまの説明があります。
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「中開かれてから八百余年になります。恵明道人が一匹の羚羊(カモシカ)に導かれてこの山に入り、そこで山神のお告げによって三ヶ月不動明王を祀り、九字の火を点したのが始まりです。
その聖火は、今も洞窟の中に燃え続けております。
諸堂には厄除、眼守、三ヶ月の三不動と眷族の三十六童子が祀られています。
人びとの願いが真剣であればどんな願いも叶えて下さるのがお不動さまのご誓願です。
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さて、私たち家族も夫の両親や妹たち夫婦と1月1日にお詣りに行きました。
朝の早いうちに家を出たので、まだ人出が多くなくて、車も待たずに止めることができました(尤も一番近い駐車場は混んでいて車の列ができていましたが)
駐車場から歩くこと10分。
竹林が綺麗です。
ワイワイガヤガヤと話していたら、お不動さまをお祀りしている大日堂が目に入ってきます。
赤い橋に赤い柱。
独特の雰囲気があります。
不動滝。
飯坂温泉のHPによれば、2月中旬~3月中旬にかけて歳祭り(滝修業)が行われるそうです。
「通顕霊応」といって、清らかな心で念ずれば、どんな願い事もかなえられ、古くはお水とりともいわれていたそうです。
皆さん、この滝の前で写真をパチリ。
お不動さまの像。
憤怒のお顔の裏にはお優しいお気持ちがあって、私たちを守ってくださるお不動さまです。
洞窟の説明は以下の通り。
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奥の院にある数か所の洞窟は昔、修験者たちの道場として穿たれたもので、現在は一本につながっていて、巡れるようになっています。
内部は横穴が枝のように分かれ、それぞれの行き止まりがやや広くなっており、そこを「単座」と呼んでいます。単座には三十六童子が一つずつ祀られています。
※三十六童子は不動明王の眷属(弟子たち)で、矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制多迦童子(せいたかどうじ)などの三十六体の童子です。青銅造りで、昭和四十八年から昭和五十五年にかけて造られたものです。
(飯坂温泉HPより)
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今までお不動さまのことはあまり知らなかったのですが、これを機にちょっと調べました。
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不動明王 (ふどうみょうおう)、梵名アチャラ・ナータ [2](अचलनाथ [acala naatha])は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。大日如来の化身とも言われる。また、五大明王の中心となる明王でもある。真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されている。 五大明王の一員である、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王と祀られる。
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なかなか素敵なお不動さまでした。
また機会をみつけて行きたいと思いました。
那須塩原和泉屋旅館
那須塩原源泉めぐりもあと、もうちょっと。
夫と2人でなんとか、なんとか完封をしようと決意しているのですが、
今回は和泉屋旅館に行きました。
ここは文人、画人に愛されたということで有名な旅館です。
ホームページにも堂々と謳っています。
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創業470年を誇る和泉屋は十五代にわたって歴史とともに歩んで参りました。とりわけ明治・大正・昭和と多くの文人、画人に愛された宿です。
大町桂月、有島武郎、竹久夢二、野口雨情、長谷川伸、山岡荘八、富田常雄、土師清二、山手樹一郎、川瀬巴水、刑部人と諸先生のお名前をあげると文芸史そのものです。
今もなお、諸先生が御静養に、お仕事に御利用下さっております。
どうぞ皆様も和泉屋の豊富な湯につかり、文人・画人がなさったように、塩原の自然のひそやかな語りかけに耳をかたむけ、あふれてくる旅情をお楽しみ下さい。
(和泉屋旅館ホームページより)
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温泉の質は塩化物泉、透明、メタけいさん100mg以上、中性です。
ここは温泉そのものより旅館の雰囲気がすごい。
凄いと言っても豪華とか清潔とかいうのではなくて、時代をそのままタイムスリップしたような古さを今に伝えているということが凄いのです。
言ってみれば汚くて古い。
が、
風情があり歴史があり格調があるのです。
実はこの和泉屋旅館は道路を挟んで2つあります。
夫と「あらどっちが本当かね」「今、やっているのはどっちかね」なんて軽い口調で言ってたのですが、旅館のフロントの説明でわかりました。
地下に道があって、道路の下であっちの和泉屋とこっちの和泉屋が繋がっていたのです🎶うわぃいいという発見。
いや、発見というのは変かな。
でも面白いよね。こういうのって入ってみないとわからない。さて、これがその地下道。壁にいっぱい竹下夢二の絵があります。
文学の香りが漂ってきます。
古さがさらに格をつけます。
エレベータをおりると表示があります。
地下道の先にある大風呂です。トイレは脱衣所にはないので、途中ですませます。洋式トイレになっているので安心!
混浴ですが、私たちは時間が早かったので、他の客がいなくてプライベート風呂でした。
それにしても広いというか大きい。
プールみたいでした。
温泉の質はちょっと塩っぽい感じ。ぬるめでゆっくりと入れそうです。文人もこの風呂に浸かりいろんな思案に明け暮れたのかと思うとちょっと楽しくなります。
露天は2時から5時までが女性タイムだったので、ばっちり入ることができましたが、
露天からみた外にびっくり。
えええ、、、すぐそばを人が通るのではないか、、、ええええ、、、これは。
と、ちょっと顔が赤くなったり青くなったり。
露天自体は素朴。
これ↓は内湯です。
内湯は男と女に分かれています。
湯船が一つだけです。
写真は湯船と脱衣所です。
個人的感想としては掃除もあんまり行き届いていなくて清潔とは遠い温泉ですが、
歴史を味わう、感じるという意味では豊かな温泉なのだと思いました。
文人や画人が愛し、浸かった温泉に入っていると感じることはそれだけで心豊かになるような気がしました!
那須塩原光雲荘
夫と2人で相変わらずの那須塩原日帰り温泉巡り、今回は光雲荘です。
温泉ホームページからの引用ですが、メタケイ酸がすごい🎶
310.7だって。。。
すごい、素晴らしい!!!
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1.源泉名 光雲荘源泉
2.湧出地 那須塩原市塩原530-3
3.泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
4.湧出地における調査及び試験成績
(平成14年3月11日) (1)泉温:73.2度
(2)水素イオン濃度(pH値):6.8
(3)ラドン含有量:-×10-10Ci/kg
(4)性状:無色透明でほとんど無味無臭である。
5.試験室における試験成績 (1)比重:0.9998
(2)水素イオン濃度(pH値):6.81
(3)蒸発残留物:1506mg/kg
(4)成分総計:2205mg/kg
(5)本泉1kg中に含有する成分及び分量(mg)
■陽イオン(カチオン) 計:484.8
ナトリウム:320.1/カリウム:45.6/カルシウム:87.6/マグネシウム:31.2/マンガン:0.2/第1鉄:0.1
■陰イオン(アニオン) 計:1054.2
フッ素:0.4/塩素:498.2/硫酸:39.5/炭酸水素:516.0/硫化水素:0.1
■遊離成分
非解離成分 計:345.8
メタ亜ひ酸:0.2/メタケイ酸:310.7/メタホウ酸:34.9
溶存物質 計:1885
溶存ガス成分 計:319.9
二酸化炭素:319.8/硫化水素:0.2
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11月も終わりに近いというと午後5時は真っ暗。
風もびゅーびゅー。
なんだかこんな日に温泉巡りと思ったのですが、やっぱり源泉巡り手形を完全にクリアするためには行ける日に行こうということで夫と2人で行くことにした光雲荘。
まだ5時半なのに真っ暗。本当はすごく風情があるのですが、とりあえず玄関をパシャリ。
中に入ると清潔感いっぱいの広い応接とフロント。
受付をしてお風呂へと行きますが、廊下も綺麗。
名前通りの「幸運の湯」が廊下の突き当たりに待っています🎶
トイレは脱衣所内にはないので、先に済ませておきます。
時間帯がちょうどよかったのか、私1人でプライベート温泉のように入ることができました🎶
脱衣所、アメニティ、すべて充実。
温泉内の洗い場も綺麗。すぐそばに内湯がありますが、内湯も清潔でなおかつ熱い温泉が出ているので長くは入ることができませんでした。
泉質は柔らかでした。ちょっとサビの味がしたので、鉄分が多いいのかな、と思いながら入っていました。中にはサウナもあって汗を流しました。
これ↓は露天風呂です。
ライトアップしていて、しかも青や赤や緑で点滅するのでクリスマスのようにワクワクします。
こんな表示があって、この板の裏側が混浴だって。。。チョットドキドキ。
昔の人って結構、混浴していたのかな?なんて思いながら私は音をたてずにソッと向こうの、つまり裏側の混浴地帯の気配を感じながら入っていました。
が、あんまり気配がしなかったので、誰も入っていなかったのかな???
ラスコー洞窟展に行ってきました
友人とラスコー洞窟展に行ってきました。
特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画
上野の国立博物館で展示されています。
はじめ、この展示を知った時は「えええ、、、洞窟が展示されるの?」と巣に思いましたが、そんなわけないかぁ。
もちろん、レプリカです。
ラスコー洞窟と聞けば教科書を思い出しますが、反対いうとそれくらいしか知らない私です。
さて、雨の土曜日。
そんなに客は多くなくてチケットは並ばずに買うことができました。
館内に入ると、まずラスコー洞窟の説明がありました。
まずラスコー洞窟とはいかなるものか。。。
これは館内の展示に詳しく書いてありますが、ここではWikipediaより引用。
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ラスコー洞窟(ラスコーどうくつ、仏: Grotte de Lascaux)は、フランスの西南部ドルドーニュ県、ヴェゼール渓谷のモンティニャック村の近郊に位置する洞窟である。先史時代(オーリニャック文化)の洞窟壁画で有名である。
ラスコー洞窟の壁画は、アルタミラ洞窟壁画と並ぶ先史時代(フランコ・カンタブリア美術)の美術作品である。これは1940年9月12日、ラスコー洞窟近くで遊んでいた近くの村の子供たちによって発見された[1]。地下に長く伸びる洞窟は枝分かれし、壁画が集中している大空間などがいくつかある。洞窟の側面と天井面(つまり洞窟の上半部一帯)には、数百の馬・山羊・羊・野牛・鹿・かもしか・人間・幾何学模様の彩画、刻線画、顔料を吹き付けて刻印した人間の手形が500点もあった。これらは15,000年前の後期旧石器時代のクロマニョン人によって描かれていた。
材料として、赤土・木炭を獣脂・血・樹液で溶かして混ぜ、黒・赤・黄・茶・褐色の顔料を作っていた。顔料はくぼんだ石等に貯蔵して、こけ、動物の毛、木の枝をブラシがわりに、または指を使いながら壁画を塗って描いたと考えられる。この壁画には、古い絵の上に新しい絵が重ねて描いてある。絵画の空間としてはあまり意識せずに描いてある。
無数の壁画がある内の1つ、黒い牛の絵の角に遠近法が用いられている。手前の角が長く描かれ、奥の角は手前の角より短く描かれている。そのほかの人・動物にも、遠近法が用いられている。
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おおお、、、出てきたでてきたクロマニョン人。教科書で覚えたよね。
あと、ネアンデルタール人だっけ。
とかとか友人と話をしながら先に進みます。
いよいよ洞窟画のレプリカ展示。
いや、、、レプリカといえ迫力がありました。
それよりも何よりも2万年前の人類がこうした絵を描く技術に感動。
色も豊かだし、洞窟の天井近くにまで描かれていたり、
あるいはその動的な感性にしばし足をとめて魅入りました。
ランプのようなものをつかって洞窟を明るくして描いていたようです。
また繊細な道具がいっぱい作られていて針なんかも展示されていました。
さらに絵の中には宗教的な意味合いが濃いものもあったりと、
謎と興味はつきません。
「あああ、、、みんな同じ模様なんだね」と友人が道具に施されている縄目の模様をみて、日本の縄文時代を思い出したようです。
本当にそうですね、、、結構、初期の人類は模様に縄目を使ったような気がわたしもします。
同じといえば神話や昔話も世界中、同じような話があったりして、
ユングに言わせれば「集合的無意識」なのかもしれませんね、人類共通の「無意識」。
面白い!!!
時間と空間を忘れてみました。
芦ノ牧温泉のドライブ温泉に入りました
大内宿を10時過ぎに出た私たちが向かった先は「ドライブ温泉」。
ご存知でしょうか?ドライブ温泉。
ドライブ温泉の詳しい説明が上記サイトにあります。
泉質は含食塩・石膏泉 62度氏ということです。
石膏泉とは珍しいですね。
ちょっと調べました。
泉質別で調べると石膏泉は以下のとおり。
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硫酸イオンにより血管を拡張して、血液の流れをよくするので、高血圧症、動脈硬化などによいとされています。石膏泉には鎮静効果があり、硫酸カルシウムが腸や胃などから吸収されると、新陳代謝がよくなるので、便秘や肥満によいとされています。
効能 高血圧、動脈硬化、糖尿病、皮膚病、打撲、筋肉痛、関節痛、不眠症、便秘 など
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これはかなり期待でしそうです🎶
さて、私たちがこのドライブ温泉の名前を初めて知ったのは、先日の新潟サッカー観戦の帰り。芦ノ牧温泉のあたりを走りながら夫と「温泉に入っていきたいね。でも遅いから今度にしようか、、、」などなど話していました。なにしろ温泉ソムリエに憧れている私たちとしたら温泉と名前のある地名にきたら、やっぱり入っていきたい。
そうこするうちに夫が「ドライブ温泉」と書いてある看板を見つけました。
ドライブ温泉。
なにそれ。
どこかのお店のドライブスルーみたいに、車の中に入りながら温泉にはいるのかねぇ、とか、「いや、車を洗うのかな?」とかとか、埒もないことを2人でいいながら走り抜けました。
その夜、夫がネットでそのドライブ温泉を検索したら、なかなか面白い情報がいっぱいの温泉でした。これはいかなきゃならない。
と、いうことで大内宿のあと、芦ノ牧温泉の方向へと足を伸ばしてやってきました、
その名もドライブ温泉!!!
あらかじめ、情報はいれておいたものの、やはり目の前にあるその姿は異様(威容?)でした。
天気もうっすらとしているし、周りには人の気配もしないし、大丈夫か?
不安。
受付には小学生の可愛い男の子がいてお風呂代400円カケル2=800円を払って、お風呂のほうへといきました。
下駄箱。
脱衣所にはトイレがないので、先にすませます。
お風呂は熱い湯とぬるい湯の2つがあります。
清潔です。
入るとすごく柔らかくて質のいい温泉でした。
あったまります。
女性湯はカランは1つでシャワーが2つ。ボディシャンプとシャンプ、リンスがカゴに入って1組おいてあります。
男子用の露天。
女性用の露天はちょっと池みたいで、私は入らずに写真だけパチリ。
この温泉、泉質は表にもあるようにすごく良いものでした。
メタケイ酸も多いし、美人の湯の仲間に入ってもいいですね。
ネットではB級温泉と書いてありましたが、確かにもう少し設備を整えたらランクがあがるかもしれませんが、これはこれで楽しい温泉では、と思いました。
大内宿に行ってきました
6日の日曜日、急に思い立って朝はやく、大内宿に行くことにしました。
5月の連休に行こうとしたら車がいっぱいで、途中で諦めてきたのです。
いつか行きたい、いきたいと思っていた憧れの大内宿。
夫がネットでいろいろと調べてくれて、朝早くならまだ駐車場が空いているというので、気合を入れて朝出かけました。
天気予報は晴れというのに、なんと小雨がぱらつく寒い朝でした。
まだ朝早いからか、、、なんて希望的観測をしながら大内宿にまで混雑することなく到着したのが8時過ぎ。
もう観光客が見えています。
寒い。
私は実は密かに大好きな石原さとみちゃんを意識して可愛い洋服を着てきたのですが、
そんなものあッと言う間に防寒着の前に隠されてしまいました。
サッカー観戦の時にきるアッツィ防寒着(私は心の中でアノラックと呼んでいますが、夫は憎たらしいことにアノラックなんてしらん、、、というのです。むむむ)。
さて、そのアノラックにさらにアッツィ、マフラーまでして石原さとみちゃんはいずこ???
それはそれとして大内宿。
よかったです🎶
うたい文句通りにタイムスリップしたような町並みが続きます。
茅葺きがすごいです。
資料館に茅葺きの作業がビデオで鑑賞できるのですが、その手間ひまを見ると、いかに技術が高いかと改めて思いました。
上にあるお寺からみた全体の雰囲気。
人気者のおばぁちゃん。
有名な高遠そば。このネギをお箸代わりにしてお蕎麦をいただきます。
慣れないうちはなかなか食べられませんが、慣れるとかなり上手にお蕎麦をすくえます。ネギを薬味にかじりながらいただきます。大根味のお汁も美味しかったです。
だいたい、2時間くらい大内宿にいたのですが、駐車場はまだ空いていました。
この時期、もっと混むかと心配したのですが、天気があまりよくなかったので、予想より少なかったのかもしれません。
ラッキーでした。
念願の大内宿。本当によかったです。
今度は雪の季節にも訪れたいです!