トリスタンという有名なお店、行けませんでしたが
ジュネーブ在住の知人がローザンヌという所を案内してくれると、言うので、
二つ返事でOK.
ローザンヌという地名は私でも知っています。
ワクワク。
月曜日の朝、心配する息子をよそに、
一人でバスに乗って(前日、アパートからバスに乗ってジュネーブ中央駅までの乗り方を予習)、スイスのガイドブックを持って中央駅に行きました。
知人と無事、出会い、電車に乗って、まずロールという町に到着。
全然知らなかったのですが、有名な学校があるそうです。
ロール駅前にはバスが待っていて、
それからバスに乗って15分くらい。
目的地に着きました。
内心は「あらら、、ローザンヌは?」
でも知人は自信持って、サァ降りようと、言うので、降りました。
一面、葡萄畑。それ以外何もないのんびりした田舎。
さて、ここに何があるのか???
知人も紙を持ちながら、「ああああ、、、ここだ、ここだ、ここを曲がろう」と言います。
ここに有名なチョコレート屋さんがあるのよ、日本でも紹介されたすごく有名なお店」とのこと。
事情通ではない私は「そうなんだ」と思いながら知人の後を歩くこと10分。
「あら、おかしいわね、あこなんだけれど、電気が点いてないわ」
と、知人。
二人はいやな、予感に襲われながらもお店の前に。
なぁんと、なぁんと、日曜日と月曜日はお休みだそうです。
ガック。
ガック。
「トリスタン」というすごく有名なお店らしいです。
うわっ〜〜〜
ここは本当に田舎。
何もない。
トリスタン以外は葡萄畑。
仕方がないので、ジュネーブに帰ろうか、とバス停まで戻ろうとしたのですが、
バスの時刻にはまだ時間がある(降りた時、13時以降のバス時間を見ていた)と、言うことで向こうに見える小さなこの村を見学しよう、となりました。
まずは一番目に目につく高い塔。教会でしょうか?
田舎の教会だからロマネスク様式なのでしょうか?分厚い壁に囲まれて実直な人々に大切にされている感が伝わってきます。
そろそろ、お昼。
何か村のレストランでも、と探したのですが、驚くことに、レストランもお休み。
しかも、いくつかあるレストランらしい建物、みんなお休み。
ガック。
お店の飾りも葡萄です。
ワインの工場のようでした。
道路脇にお水飲み場がありました。
赤い実がが可愛い木。
仕方がないので、バス停に向かったら、これがまた大変。
バスは行った後でした。
ええええええ、、、、、、
なぁんと、なぁんと11時のバスは24分。12時からが55分。
えええええええええええええ
仕方がないのでまた歩きました。
ロールの駅の方に向かって、ひたすら歩きました。
途中、トイレがあったので、地下に降りたら鍵がかかっています。
なぁんと、公衆トイレもお休み。
なんだか、ここまで来ると罰ゲームのような気分。
それでも天気が良くて、向こうに見えるレマン湖が綺麗なので、それが唯一の救い。
取り残された葡萄。この辺りは一面の葡萄畑でした。
思えば、ヨーロッパはどこもワインの名産地であるわけだと、感心。
私はあまり詳しくないのですが、お好きな方にはたまらないのだろうな、、、なぁんて思いました。
その後、やっと、バスに乗って、ロールで降りて、トイレも無事済ませました。
ホッ!
レマン湖のほとりでサンドイッチとジュースをランチに一休み。
向こうに中世の建物があって面白い。
あれは何かな???と思いながら写真をパチリ。
やはりロマネスク建築でしょうか???
まぁ、そんなこんなで、珍道中しながら、
なんとかジュネーブまで無事帰ることができました。
チョコレート屋さんに行けなくて残念でしたが、もし、スムーズに行っていたら、
「あああああ良かった」で終わる所でしたが、
バタバタ、ドタドタしたおかげで、忘れられない遠足になりました。
そう言う意味で楽しかったです!!!
今度また、一緒に行こうね、と知人と約束したのですが、
さてさて、今度はどうなるか???