ポルト大聖堂
ポルト大聖堂に行ってきました。
ここは前日に夕日を見るために訪れたのですが、聖堂の中を見るために、
再びやってきました。
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市内で最も古い建造物であり、ポルトガル国内で最も重要なロマネスク様式建築の一つである。
大聖堂は平面が四角形の双塔を備えている。いずれも控え壁で支えられ、ドームを頂いている。ファサードには装飾が施されておらず、しかも異種建築様式の混合となっている。バロック様式の張り出し玄関と、銃眼模様のアーチの下に美しいロマネスク様式のバラ窓があり、要塞化された教会だという印象を与える。
ロマネスク様式の身廊は狭い方で、トンネルヴォールト(円筒形のヴォールト)が架けられている。
当初ロマネスク様式であった大聖堂はたびたび改築を受けたが、ファサード全体の外観はロマネスク様式のままである。
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建築様式としてロマネスクとバロックが混ざっているようですが、
建築様式が混合しているのは他にもたくさんあります。
考えてみればロマネスクだけ、ゴチックだけ、あるいはバロックだけとか元の建築様式をずっと保っていくのは大変なんでしょうね。
時代の移り変わりを建物も受け入れていくことは当然といえば当然です。
さて、そんな大聖堂。
入るとすぐに目に入るのは回廊。
その回廊の壁がポルトガル特有の青いタイル、アズレージョといわれるものです。
内部の装飾も豪華でした。
街の中心にあるこの聖堂は多くの歴史を見、語ってきたのでしょうね。