ドゥカーレ宮殿へ行きました
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ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁であった建造物。ドージェ(総督)の公邸であった。住宅、行政府、立法府、司法府、刑務所という複合機能をもった建物とされていた。教会と一体となった国家権力を誇示するため、中庭の北側面は大聖堂の外壁と接するようになっている。
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上記WIkipediaより引用。
確かにこの宮殿は王様が住んでいたと言うよりは執務のために建設された感が色濃く残っている建物でした。
宮殿としては、12世紀まで(8世紀に創建)使われていた痕跡が残っているそうです。
この宮殿に詳しい解説を書いてくださっているサイトがあります。
このサイトによればベネチアは王制ではなく共和制を選び、この宮殿もそもそもは城塞の役割が強かったそうです。
入ってすぐ回廊があるのですが、ちょっとイスラムちっくで、なおかつギリシアを思わせるようであったり、やはりローマの影響を受けているのかと思ったりするような感じでした。
階段の装飾も美しいです。
天井の絵画が見応えあります。
地下には牢獄があります。
鉄格子が今も当時のまま、しっかりと空間を遮っていて、ちょっと侘しいというか寂しいものを感じました。どんな罪をなした罪人だったのだろうか、、、
落書きも残されています。
鉄格子沿いに外が見えます。ためいき橋も見えます。
いろんな人が行き交った歴史をちょっとだけ感じました。
今までベネチアについてあまり知らなかったのですが、ここにもこうして、
人々が生活をし、歴史を作ってきたのだと今更ながら思いを新たにしました。