monomiyu3の日記

旅に出て名所めぐりをして、その土地のお酒や食べ物を頂き、温泉につかり、と「物見遊山」の日記です! 備忘録として書きますので随分昔の思い出旅行もあります。

スロベニア観光 リュブリャナ城 

さて遅くなりましたが、忘れないようにリュブリャナ観光について書きます。

前にも書いたようにここは人口27万人の本当に小さな町で、市内観光は頑張れば半日で終わります。

今日はリュブリャナ城について書きます。

多くのヨーロッパの町には城があるのですが、ここリュブリャにも中世の佇まいを残した城があります。

町のどこからでも見ることができる高台にあります。

f:id:monomiyu3:20170729160515j:plain

12世紀(1144年)に建てられた歴史ある建物です。領主は支配者が変わるたびに次々と変わり、今の姿になったのは16〜17世紀だそうで今でも改装されていて、その形が変わって来ているようです。この城は実際に領主が住んでいたというよりは軍事的要塞の性格が強かったそうで、それどころか19世紀初頭から第二次世界大戦まで牢獄として使用されていたそうです。実際、あちこちにその名残がありました。

市の住宅不足を解消するために、部分的に城はアパートとしても利用した時代もあったというのです。なかなか逞しいですね、リュブリャナ城。

さて、そんなリュブリャナ城。

徒歩でもいけますがケーブルカーで乗って行くとガラス張りで見晴らしがよく気持ちがいいです。

f:id:monomiyu3:20170729153744j:plain

乗っている時間はほんのちょっと。すぐに着きます。

降りると遠くにアルプスが見え、観光客も大勢いて、それだけでワクワクしてきますが、まずはインフォメーションに行って日本語のオーディオガイドを借りてきました。

番号に沿って見て行くのですが、これはかなりハードですね。

結構、朝早くに来たのですが、次第に夏の太陽がギラギラと照り出し、イヤホーンから流れてくる説明をしっかりと聞くのはやはり辛かったですね。説明はかなり気合が入っていて全部を真剣に聞いたらさぞかしリュブリャナ通になれそうです。

f:id:monomiyu3:20170729154125j:plain

一番目はお城の全貌です。

f:id:monomiyu3:20170729154149j:plain

ガイドの順番がかなり分かりにくくて、結構、あちこちを回りましたがたどり着くのは容易ではないところもありました。

これは大砲です。

今でも使われているようです。

使われているといえば、城内にはレストランや美術館があって充実していました。

トイレも綺麗。

 さて、一番の見所はやはり展望塔です。

f:id:monomiyu3:20170729154214j:plain

ガイドによればこの塔から町を見ていて火事があったり、何か緊急の時に鐘を鳴らしたそうです。その鐘の回数でどこが緊急の場所かを知ったそうです。

さてさて、上に行くにはかなり螺旋階段を登ります。

f:id:monomiyu3:20170729154227j:plain

やっと、やっと到着。

ふぅ。

展望塔からの景色です。

ヨーロッパの町らしい茶色の屋根と緑が美しいです。

f:id:monomiyu3:20170729154252j:plain

 

中世と現代がバランスよく行儀よく仲良く折り合いをつけている優しい街並みです。