monomiyu3の日記

旅に出て名所めぐりをして、その土地のお酒や食べ物を頂き、温泉につかり、と「物見遊山」の日記です! 備忘録として書きますので随分昔の思い出旅行もあります。

恐山

恐山に行ってきました。

恐山 - Wikipedia

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下北半島の中央部に位置する外輪山霊場である。また、霊場内に数種類の温泉が湧き、湯治場としても利用されている。下北半島国定公園に指定されている。最高峰は、標高879mの釜臥山。なお、地理でいう恐山山地とは、下北半島のまさかり部分にある山地全体を指すので、いわゆる霊場恐山 とは区別される。

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と、いうことで霊場としての説明は以下のとおり。

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伝承によれば、開山は貞観4年(862年)、開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である円仁(慈覚大師)であるという。

文化7年(1810年)再刊の『奥州南部宇曽利山釜臥山菩提寺地蔵大士略縁起』によれば、円仁がに留学中、「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。地蔵大士一体を刻しその地に仏道を広めよ」という夢告をうけた。円仁はすぐに帰国し、夢で告げられた霊山を探し歩いた。苦労の末、恐山にたどり着いたといわれる[1]

その中に地獄をあらわすものが108つあり、全て夢と符合するので、円仁は6尺3寸の地蔵大士(地蔵菩薩)を彫り、本尊として安置したとされている。

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信仰の対象でもありますが、鉱物に関して、あるいは温泉としてもかなり有名なのですね。。。そりゃ、あれだけ硫黄があれば、温泉も鉱物もありますね。

それにしても、すごく良かったです。

迫力ありました!

遠くから見えるのですが、やはり独特の雰囲気ですね。

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私たちも朝早く宿を出て、恐山に向かったのですが、途中、白い装束の方とか見たり、

あああ、ここは霊場なんだと思いました。

そしていよいよ到着。

門には恐山と書いてあります。

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いろんな思いをのせて回る風車とお地蔵様。

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硫黄の匂いもすごいです。

ぶくぶくと出ています。

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仏様が見ていてくださいます。

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宇曽利山湖です↓

極楽の風景だそうです。

遠くに見えるのは下北半島で一番高い釜臥山。

美しい極楽のような風景ですが、PH3.5で酸性。ウグイしか住んでいないそうです。

私はここで亡き父、母、そして夫の伯父や伯母、いとこたちと話をしました。

もちろん、私がイタコです、、、ハハハ。

毎日、父と母には仏壇の前で話をしているので、父や母の分も喋っているから夫からは「イタコ」と言われています。それどころか、この頃は、夫の分や我が子の分、、夫の両親、なんでも代わりに答えているので生きている人たちの分まで呼び出せます、、、ハハハ。いやいや、それどころか植物や動物、そして家やら置物の気持ちまで話しているんです。夫や子どもは呆れています(もちろん、思いつきで言っているのですが、なんだか楽しいものです)。

父と母はこの浜で遊んでいて、酒ずきの伯父は毎日飲んで「極楽極楽」と言っているそうです。楽しそう。

と、いうわけで父も母も伯父たちもみんな元気に極楽で楽しんでいました。

安心。

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震災復興祈願の仏様と鐘です。

私も鳴らしました。

ところで恐山の温泉ですが、ここにもありました。

秘湯だそうです。境内には4つの湯小屋があり、「古滝の湯」「冷抜の湯」「薬師の湯」は山門をくぐってすぐ、「花染の湯」は宿坊の裏手にあります。

もちろん無料で入れます。昔はここで体を清めてからお参りしたそうです。

と、いうことで私たちも入ってきました。

硫黄の匂いがツ===ンとするかなり強い温泉でしたが、木の雰囲気が優しく、温泉の色も緑色で神秘的。トロトロと温まりました。

全然知らない旅の方達と声を掛け合うという意味でも素敵な温泉です。

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山門を出てもう一度振り返るとお地蔵様が送ってくださいました。

ありがとう!!!

父や母や伯父たちにも心の中で会えたし、本当に良かったと言いながら車に乗り恐山を後にしました。