宮古市の三王岩
三王岩です。
宮古市のホームページ詳しくこの岩のことが書かれています。
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三陸復興国立公園にある数多い奇岩景観の中にあって最も圧巻で、高さ50メートルの通称男岩の両側に女岩、太鼓岩が寄り添い、真下に立つとまさに圧倒されんばかりの壮観さがあります。
1億年もの歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品です。
砂岩とれき岩が水平なしま模様の岩肌には、はるか昔、白亜紀の記憶が封印されているかのようです。
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真ん中が男岩。
左側が女岩で、右側が太鼓岩というそうです。
白亜紀(1億年頃前頃)の海に堆積してできた砂岩や礫岩(宮古層群)から構成されていて、宮古層群が堆積する前の、北上山地の骨格を作った火山活動の痕跡で、激動の時代から穏やかな海への変化を見ることができるとホームページには紹介されています。
男岩は高さ50メートルから5分の2が羅賀層、その上が茂師砂岩部層で直径2メートルの海しょく洞。
女岩は高さ23メートルで脚部が羅賀層、上が茂師砂岩部層。
太鼓岩は、高さ17メートルで茂師砂岩部層からなる転石だそうです。
この岩を見るために随分と階段を下ります。夫が数えていたら200段以上の階段でした。結構大変。でも岩の奇観に惹かれて私たちは頑張ってウンコラショ、ヨイショと声上げながら下りました。
ちょっと見る位置を変えるだけで表情が変わります。
正面から見ると男岩がお釈迦様に見える私でした。
この形のまま残りました。
ただ遊歩道などの階段手すりなどは壊れたそうです。
青い海と緑の松と凛としてたつ男岩と優しい女岩。可愛らしい太鼓岩。
この3つの岩に心癒される多くの旅人のことを思い、そして今、私たちも癒されています!!!