ロックインジャパン2016でベビーメタルを
前の記事に続いて。
私たちはお昼もちょっと食べて気持ちもゆったりして、2人で前の方で、と言ってもステージの上のひとはやっと見えるくらいのところで、ワイワイと言いながら楽しんでいました。
荷物は肩にさげると後ろの人に迷惑だと、子どもから聞いていたので、夫が持ってきた荷物を芝生に降ろしたり。
隣の親子はお父さんが肩車で子どもを乗せていたのですが、その子を降ろしてその辺りのひとみんなで幸せを感じながら和気藹々。
こんな感じで終わるのかと思いながら音楽に聞き入ってたのです。
が、
が、
いきなり後ろのひとに背中を押されて、「えええ、、、」「ええええ、、」と思ったら後ろからいっぱい人が私めがけて走ってくるのです。
ええええ、、、
えええ、、、このままでは明石の花火大会のように押し倒されて圧死する。
私も真剣に前に向かって走りました。
ええええ、、、なんで、なんで。
後からあとから人が走ってきます。
どこまで行くんだ、と思って気がついたら、なんとなんと、舞台の真ん中あたりの、かなり前に来ているではないですかぁ。
うわっ〜〜〜ここまできた。
夫はどうしたのだろうか?私のこと、心配しているだろうな、と思ったのですが、もう身動きがとれない。
満員電車状態。
カバンなんか離しても落ちないくらい人、人、ひと。
ええええ、、、すごい。
舞台を写すスクリーンには何万のひとが写っています。
わっ〜〜〜わたし、この人たちの中ですっごく前にいる。
なにしろ、舞台の上で歌っているベビメタのみんなが、すごく近くに見えます。
わわわ。
と、思っていたら舞台のスーちゃんが「みんなかくれんぼしようか」というのです。
みんなが「おおお」と言いながら、今度はわたしの方に前からぎゅ〜〜〜〜と押してきます。
ええええ、、、、ごめん、押さないで。柵があります!!!
大声で叫びながら命を守るのに必死のわたし。
周りのひとはそんなわたしの声なんて聞こえない。
いや、すぐ前のお兄さんが聞いてくれて「大丈夫、守ってあげます」と言ってくれて、ちょっと安心。
それから、何回か、そんな前からの押し寄せがあったのですが、
じつはこの前の人たちはドーナツ状にサークルを作って歌って踊ってハイタッチをしていたのです。わたしも手を伸ばしてハイタッチしようとトライ。
おいおい、何してんだと自分で言いながら。。。
そうして、最後の大きな渦をなんとか、無事に過ごして、コンサートは終わり。
生きていた。。。
が、
帰るときがまた大変。
大勢のひとが押し寄せてきて、うわわあ。
やっとやっと人の列が薄くなってから私も歩き出し、夫を探しました。
携帯は通じません。
それで自分たちの確保した場所に戻ると心配していた夫が飛んできました。
「大丈夫だった?転ばなかった?」と。
うん、大丈夫、、、、でも必死で走った。とにかく走った。。。
すごかった!!!
さて、じつはあの後、夫はあの人波がきたとき、こけていたそうです。左手がちょっと打撲。あざになっていました。
いや、、、それにしても、初めての夏フェスで洗礼を受けた私。去年行った夫もびっくりポン。前に来たときは、もっとおとなしいグループだったので、その辺で踊っていたそうですが、ベビメタは走るんですね。それが流儀なんでしょうか?
家に帰ってパソコンで調べたら、ファンの猛者ぶりというか、武勇伝というか熱烈な応援スタイルが上がっていました。
なんと、なんと、有名だったんですね、ベビメタコアの熱狂的応援。
納得。
身を以て知りました。
でも、でも、楽しかったです🎶
2人はそのあと、疲れてヘトヘトで帰りましたが、途中、ベビメタグッズを身に付けているひとがいっぱいいて、これを目当てに来ている方が多いのだなと思い、なんだかすごくとくした気分になりました。
夫は、もういかない、と言っていますが、
さてさてどうかな???
と、いうことで嵐のようなコンサートでした!!!
帰りは牧歌的なひたち海浜公園をあとにしました。