サラゴサ アルハフェリア宮殿 その2
宮殿の中庭をみて、次は廊下にそって歩きます。
お城の中を歩くと雰囲気の違う部屋に入ります。
ここには井戸があって、冬になると水の量が増えて、その水でキッチンやお風呂、洗濯、顔洗いなどをしたそうです。
またこの部屋は軍が使っていたこともあって、高い天井を上下2つにわけて使っていたそうで、今でも名残として壁に4つくらい穴があいているのですが、それは部屋を上下に分けていた名残だそうです。
階段を上ると途中に王妃と王の紋が見えます。
ところどころイスラムの名残が見えます。
窓の曲線や壁の白さが本当にロマンを呼びます。
遠い昔の人々の声が聞こえてきそうです。
天井にはソロモンの印 ダビテの星が見られる事からユダヤとの共生が見られます。
また別の部屋の天井にはイスラムの象徴と言われる松ぼっくりが壁から垂れ下がっています。
床には、この松ぼっくりのちょうど下に立つと松ぼっくりからのエネルギーが注がれると言う意味で印がついています。
それにしても、イスラムと松ぼっくりって、どんな関係があるのか凄く興味深いです!!!