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monomiyu3の日記

旅に出て名所めぐりをして、その土地のお酒や食べ物を頂き、温泉につかり、と「物見遊山」の日記です! 備忘録として書きますので随分昔の思い出旅行もあります。

柳家小三治独演会に行って来ました その2

柳家小三治独演会、いよいよ師匠の登場です。

まずマクラは「ばんえい競馬」。

 

師匠はばんえい競馬がお好きなんですね。。。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84%E7%AB%B6%E8%B5%B0

ばんえい競走 - Wikipedia

私たちも3年前に一度、訪れた事があります。

師匠の説明、微に入り細に入りで、私たちもあの時の手にあせ握っていた事を思い出しました。なにしろ馬より自分たちの方が走り出しそうだったんです。

それまでの競馬のイメージを根底から覆す凄い体験でした。

 

さて、そんなマクラが滔々と展開された後、

いよいよ落語になります。

演目は「馬の田楽」

http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo80.htm

↑このサイトが詳しく内容の説明をしていますので、ご覧下さい。

舞台は「とある田舎」と言う事で登場人物の言葉が、まず方言。

何を言っているのか、よく分からないところもあったのですが、

そこはそれ、小三治師匠の顔芸が素晴らしいので、「あああ、、、こういうことかな」と想像しながら聴いていました。

人々のユッタリ、マッタリとした雰囲気が時間とともに流れていくと言う感じのホンワカな噺でした。

 

そして中入り後の噺は「野ざらし」。

まずマクラは短く要領よくまとめていました。

山登りは嫌い、でもその理由は昔、好きになった女の子が、別の男子と山登りに行ったりして、それで自棄で「山がきらい」になったと言う話を面白可笑しく聴かせます。

趣味の話から切手、そして釣りとなり、本番の「野ざらし」となります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E3%81%96%E3%82%89%E3%81%97

Wikipediaによれば上方では「骨釣り」という落語もあるのですね。

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ある夜、八五郎長屋で寝ていると、隣の女嫌いで知られた浪人・尾形清十郎の部屋から女の声が聞こえてくる。

翌朝、八五郎は、尾形宅に飛び込み、事の真相をただす。尾形はとぼけてみせるが、八五郎に「ノミで壁に穴開けて、のぞいた」と明かされ、呆れたと同時に観念して、「あれは、この世のものではない。向島隅田川) で魚釣りをした帰りに、野ざらしのしゃれこうべ(=頭蓋骨)を見つけ、哀れに思ってそれに酒を振りかけ、手向けの一句を詠むなど、ねんごろに供養したとこ ろ、何とその骨の幽霊がお礼に来てくれた」と語る。それを聞いた八五郎は興奮した様子で「あんな美人が来てくれるなら、幽霊だってかまわねえ」と叫び、尾 形の釣り道具を借り、酒を買って向島へ向かった。

八五郎は橋の上から、岸に居並ぶ釣り客を見て、骨釣りの先客で満ちていると勘違いし、「骨は釣れるか? 新造(しんぞ=未婚の女性)か? 年増(としま)か?」と釣り客に叫び、首をかしげられる。

釣り場所を確保した八五郎は、釣り糸を垂らしつつ、「サイサイ節」をうなりながら、女の来訪を妄想するひとり語りに没頭しはじめる。

Wikipediaより)

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この八五郎の妄想あたりから、おかしくて、おかしくて、

私は一人でクックックッと笑い続けました。

「ははは」と大笑いするのではなくクックッです。

その妄想が逞しくて自分と美女とを「あら、はっつぁん」「なんだい」と演じている師匠が、本当に八五郎と美女に見えてきて、すっかり小三治ワールドに引込まれていました。

気がついたら目から涙がウッスラ。

笑っていたのですね、わたし。

いやぁ、、、人間国宝って「こんなところなんだな」と真から思った瞬間です。

さすがです。

これは、やはり見ないとわかりません。

本当は資格試験の単位認定科目が1つ残っていたのですが、

これは次回のテストに回して、小三治師匠の方に来たので、少々、忸怩たる物もあったのですが、

やはり「来て良かった」と思いました!!!

帰りは夫と、落語の感想をアレコレと話しながら「また来ようね」と家路を辿りました。

いや、、、落語ってやっぱ、いいわ♪