ポルトのランチ
ポルト2日目はサン・フランシスコ教会を最初に、つぎにポルト大聖堂を観ました。
曇り空はいよいよ暗くなり、いつの間にか雨になりました。
天気予報では晴れだったのに、、、なぁんて恨み言を言いながら傘をさして、
そろそろお昼、どこへ行こうか、、、ということで、
息子がまたスマホでカチャカチャと調べてくれました。
ドン・ルイス一世橋の下を降りたら、評判の良い店がある、と言うので
そこへ行こう、、、と坂を降りました。
ヨーロッパの石畳の道は濡れると歩きにくい。
ヨッチラヨッチラと傘を手に坂をおります。
ドン・ルイス橋は二重になっています。上は電車で下は車が通ります。
どちらも人は脇を通ることができます。
ちょっとモノクロ写真も撮ってみました。
橋の下を歩いていたら次々とレースの車、しかもかなりオールドファッションの車が来るではないですか。
あっら、日本の車も。
ポルッシェ、フェラリーあとあと、、、、いっぱいきます。
いったいなんだろう?
こんな時のスマホ。
息子が調べました。
ラリースピリットと言うそうです。
ポルトラリーとかあって、かなり有名みたいですね。
私はあまり詳しくないのですが、ファンの方々には目が離せない大会なのでしょうね。
確かに多くのファンの方々が集まってカメラでパチリ、パチリ。
車から降りてくるレーサーの方と握手したり肩を組んだりしていました。
日本の車もあります。
さて、車の列とは別に対岸は対岸で相変わらず絵になります。
橋の下から見た景色です。
なんでもカメラのCMにもなっていたそうです。
さて、目的のレストランは有名なところだけあって、いっぱいでしたが、
なんとか座ることができました。
ポルトガルの伝統的な家庭料理です。
タコがすごく美味しかったです。
プリンプリンしていました。
ポルトガルは何を食べても美味しいです。
今まであまり知らなかったポルトガルですが、いっぺんに好きになりました。
ポートワインも甘くて美味しい!!!
そして安いのですね。
ワインとこの2品で3000円くらい。
物価が目が飛び出るくらい高いジュネーブからは考えられません。
なにしろ、ラーメン2000円のジュネーブです。
そんなこんなも手伝って本当にポルトガルは楽しい!!!
ポルト大聖堂
ポルト大聖堂に行ってきました。
ここは前日に夕日を見るために訪れたのですが、聖堂の中を見るために、
再びやってきました。
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市内で最も古い建造物であり、ポルトガル国内で最も重要なロマネスク様式建築の一つである。
大聖堂は平面が四角形の双塔を備えている。いずれも控え壁で支えられ、ドームを頂いている。ファサードには装飾が施されておらず、しかも異種建築様式の混合となっている。バロック様式の張り出し玄関と、銃眼模様のアーチの下に美しいロマネスク様式のバラ窓があり、要塞化された教会だという印象を与える。
ロマネスク様式の身廊は狭い方で、トンネルヴォールト(円筒形のヴォールト)が架けられている。
当初ロマネスク様式であった大聖堂はたびたび改築を受けたが、ファサード全体の外観はロマネスク様式のままである。
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建築様式としてロマネスクとバロックが混ざっているようですが、
建築様式が混合しているのは他にもたくさんあります。
考えてみればロマネスクだけ、ゴチックだけ、あるいはバロックだけとか元の建築様式をずっと保っていくのは大変なんでしょうね。
時代の移り変わりを建物も受け入れていくことは当然といえば当然です。
さて、そんな大聖堂。
入るとすぐに目に入るのは回廊。
その回廊の壁がポルトガル特有の青いタイル、アズレージョといわれるものです。
内部の装飾も豪華でした。
街の中心にあるこの聖堂は多くの歴史を見、語ってきたのでしょうね。
ポルトのサン・フランシスコ教会に行ってきました
サン・フランシスコ教会に行ってきました。
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ポルトガル・ポルトにある重要なゴシック様式の教会。バロック様式の内部装飾で知られている。教会は市内の歴史地区にあり、ユネスコの世界遺産に登録されている。
(上記サイトより)
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この教会の内部は写真は撮れないので、外側の写真と内部は感想だけにします。
修道院付属の教会として14世紀初めにゴシック様式で建てられ、17世紀にバロック様式に改築されたそうです。
さて、内部は金ピカです。
写真は撮ってないので、感想だけ。
内部の装飾には総重量200Kg以上の金箔が使われたということです。
金泥細工(ターリャ・ドゥラーダ)と呼ばれるバロック装飾です。
今までの教会の静謐なイメージとは違って華やかでもあるのですが、
抑えた金色なので、荘厳でもあります。
ここで必須は「長崎26聖人」の像です。
これについては以下のサイトが詳しいです。
知らなかったら通り過ぎてしまうかもしれません。
私も通り過ぎたのですが、一緒に行った息子が事前に調べてくれたので、見ることができました。
なかなか生々しいものがありました。
悲しかったです。
当時に思いを馳せました。
そして、命をはってでも布教しようとした人たちの熱い想いも感じました。
さらにこの教会。
ここは、ここで迫力がありました。
生きていた人たちの証。
亡くなっても、ここにこうして眠る人たちの思いをちょっと感じたりもします。
そんなこんなで、この教会は行ってきました「生きること、死ぬこと」「宗教」を今までにない観点から考えさられる刺激的な教会でした。
夕方から夜へとポルトの町
ポルトの町は本当に美しいです。
魔女の宅急便のモデルになったと言われているのですが、本当にそんな感じです。
さて、
私と息子の二人旅は今回が2回目。
最初のベネチアの時は行く前から結構、調べていたりしていたのですが、
今回は2日前に「そうだ、ポルトガルに行こう」と決めて、
リスボンにしようかポルトにしようかと迷った挙句、まぁ、頑張って2箇所行こうと行くことにしました。
そしてまずポルトに来たのですが、
この町は本当に素敵でした。
とくに夕方、ドン・ルイス一世橋からの景色は素晴らしいです。
ポルト大聖堂から橋まで歩くのが一般的です。
世界遺産の港町!歴史と魅力溢れるポルトガル・ポルトの観光スポット15選 – skyticket 観光ガイド
このサイトがとても詳しく解説してくれています。
ポルト大聖堂の見所は以下の通りです。
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ポルト大聖堂は12世紀にロマネスク様式で建てられたポルト最古の歴史的建造物です。もともとは要塞として建てられ、17世紀~18世紀にかけ大規模な改修がなされました。
観光の見どころはがっしりとした造りの薔薇窓。中央にある細かなデザインのステンドグラスには聖母マリアが描かれいます。またゴシック様式で造られた回廊も美しく、アズレージョで飾られた内壁も素敵です。
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ストリートパフォーマンスの人がヴァイオリンを弾いてるのですが、
この大聖堂に音楽はピッタシでした。
バラ窓が綺麗です。
歩いているうちにいよいよ太陽は沈み始めます。
暮れなずむ空と塔が気品に満ちています。
坂を下りると水飲み場のようなものがありました。
ガイドさんが観光客の人達に説明していますが、残念ながら分かりませんでした。
でも、由緒ある水飲み場なのだろうとパチリ。
それから坂を下りて、
橋へと歩きます。
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ポルト中心部と対岸にある南部のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結んでいるドン・ルイス1世橋。1886年にパリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子、テオフィロ・セイリグにより建設されました。「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」として世界遺産に登録されています。
https://skyticket.jp/guide/319299
より引用
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橋の上を電車が走り、人が通り、となかなか賑やかな橋です。
観光客はみんなカメラをもってパチリ、パチリなので、なかなか進めません。
そのうち、電車が来て、慌ててみんな脇に寄るのですが、本当にエネルギッシュな橋です。
この橋を渡ると高台にセーラ ド ピラール修道院があります。
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ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの高台の上にある。ここのテラスから見るドンルイス1世橋とポルト歴史地区の眺めは絶景です!1538年に建設が始まった建物もまた趣がありますよ。セラ ド ピラール修道院はポルト歴史地区、ルイス1世橋とともに世界遺産になっています。特徴は円形の教会と回廊をもつこと。夜はライトアップされるのでさらに雰囲気が良くなりますよ。
ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの高台の上にあるセーラ ド ピラール修道院。ここのテラスから見るドンルイス1世橋とポルト歴史地区の眺めは絶景です!絶好のフォトスポットなので観光の際はカメラをお忘れなく。
景色も良いのですが、1538年に建設が始まった建物もまた趣がありますよ。セラ ド ピラール修道院はポルト歴史地区、ルイス1世橋とともに世界遺産になっています。特徴は円形の教会と回廊をもつこと。夜はライトアップされるのでさらに雰囲気が良くなりますよ。
高台にあるのでヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアからロープェーで坂を上るか、ポルト歴史地区から橋を渡るのがおすすめです。
上記サイトより引用
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夜のライトアップが美しいです。
秋の夕暮れは早いので、5時ともなると町の灯りが川に映り、夕焼けの空と調和して
幻想的な風景が現れます。
ポルトに行きました
11月9日から12日までポルトガルに行ってきました。
ポルトガルに行くことは2日前に決めました。
と、言うのも今の時期(11月)は日本でいう梅雨なのです。
雨が多くてヨーロッパの天気予報をみたら、どこも雨、あるいは曇り。
ならば暖かいところに行こうということでポルトガルに決めました。
ポルトガルといえば私にしてみたらすごく遠い国です。
教科書で習ったバスコダ・ガマと、あと宣教師とか、あと、長崎の鎖国とかとか
そんな感じの知識しかない国です。
さてさて、どんな国?
と、いうことで前日ネットで調べました。
夫はサッカー好きなので中島翔哉選手がいることを知っていましたが、
私は全然、知らなかったのです。
それで、まぁ、いろいろ調べたらポルトという街、面白いですね。
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ポルトガル北部の町ポルトは1996年に世界遺産として登録され、国内外から多くの人が観光に訪れます。首都リスボンに次ぐ第二の都市で、ドロウ川河口にひらけた情緒溢れる港町。晴天でも雨に濡れる町並みでも、全てが絵になるフォトジェニックな風景です。また、かつて日本と南蛮貿易で深く関わった国のため、その歴史を感じられる美術品もポルトで見られますよ。
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まぁ、魔女の宅急便のモデルになったとか、ハリーポッタのモデルになった世界一美しい本屋さんとか、なかなか見所がいっぱいの坂の町だと知りました。
これは楽しみ!!!
と、いうことで土曜日のお昼のフライトでポルトに出発!!!
フライト時間はジュネーブから2時間ですが時差が1時間なのでポルトに着いたのは
午後3時。
ポルトガル語の案内板です。
空港から市内に出るにはメトロが便利です。
が、
チケット購入はなかなか大変でした。
ポルトガル語が読めないので英語版にしようとしたのですが、なかなか機械がいうことを聞かない。
ドンドンと叩いてもダメ、さらに叩いてもウンともスんとも言わない。
お隣をみたらやはり旅行客がドンドンしています。
が、なんとか息子が一日券、2枚を購入して、安心。
と、思ったらチケットが一枚しか出ない。
えええええ????
どうなってん????
向こうを見たら係りの人がいたので、息子が聞きに行ったら、
なんと2日券でした。
そりゃそうだわな、、、ははは
と、いうことで、一日券をもう一枚買って、なんとかメトロに乗ることができました。
チケットはここでチェックです。
メトロは綺麗でした。
メトロに乗ること、15分くらいで、ホテルに近い駅に着きました。
ホテルまで10分。
これくらいなら徒歩で、と思ったのですが、
実は甘かった。
この10分、ずっとずっと石畳の上り坂。
重い荷物を引いて、かなり辛かったです。
なんださか、こんなさか、、、、の感じ。
初冬の4時はもう夕暮れ時で坂の町はそれはそれは美しいのですが、
スーツケースを引いている身にはなかなか景色は目に入ってきません。
それでも、それでも、頑張ればなんとか到着するもので、
やったホテルに到着。ポルトシティホテルです。
やった!!!
やった。
ところで、このホテルは朝食付きで一人一泊3000円(一室6000円)くらいでした。
とても綺麗なホテルで朝食も美味しかったです。
さて、ホテルに落ち着いてから夕方のポルトの町を散策しに出かけました。
ペギー・グッゲンハイム・コレクションに行きました
ペギー・グッゲンハイム・コレクション - Wikipedia
に行ってきました。
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イタリア、ヴェネツィアのカナル・グランデ沿いに位置する、ソロモン・R・グッゲンハイム財団の美術館の一つ。主に、鉱業を営んでいたソロモン・R・グッゲンハイムの姪で、マックス・エルンストの前妻(1941[1] - ?)、ペギー・グッゲンハイム(Peggy Guggenheim、1898 - 1979年)が収集したキュビスム・シュルレアリスム・未来派などの20世紀前半美術のコレクションから構成される。
上記サイトより引用
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実は私たちはこの美術館、気がつかなかったのです。
歩いていたら大勢の人が入っていくので何か、、、とスマホで調べたら有名な美術館でした。どうしようか、、、迷ったのですが、やはりここまできたのだから入ろうと言うことで、チケット購入。
現代美術が盛り沢山に収集されていて、本当はもっとゆっくり鑑賞したかったのですが、時間がなくてサァと鑑賞。残念でした
庭にもいっぱい彫刻があります。
ユニークで面白い。ルネッサンスのノーブルな彫刻やあるいは教会の宗教画とは違って、現代美術は跳ねるようなリズム感があって楽しいです。
時々、訳のわからないものもあったりして、あるいは「これなら私もできそう」なんてものもあるのですが、実際にはできない。
芸術とは奥深いものですね。。。
さて、最初に有名なピカソの「詩人」。
この作品については上のサイトが詳しく解説してくれています。
確かにモノクロに近い淡い灰色がかったベージュと青が印象的で、さらに丸の組み合わせが優しいですね。
どんな詩が生まれるのか、、、ワクワクします。
次にマグリットの「光の帝国」です。
この作品については以下のサイトが詳しいです。
実際、ルネは「光の帝国」シリーズみたいに描いていたそうですね。
その一つがこの作品です。
さすがにこの作品とピカソの前にはいっぱい人が並んでいました。
空の青さと家の暗さがまさにマグリットの絵だな、、、と思います。
ひっそりとした家なのですが、街灯が一つ灯っていることが嬉しい。
さて、入り口にある彫刻や展示してある作品のほんのちょっとですが掲載しておきます。
時間があればもっとゆっくりと観たかったです。